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ウェアラブルの本命か?ラルフ・ローレン「The Polo Tech Shirt」

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by [2014年8月26日]

 ラルフ・ローレンは本日、8月25日、新製品のThe Polo Tech Shirt(以下ポロ・テック)を発表する。このポロ・テックは心肺機能や、消費エネルギーなどの生態データを計測するウェアラブルデバイスで、取得したデータはリアルタイムでスマートフォンやタブレットで閲覧することができる。発表の場は全米オープンテニスで、何人かのボールボーイ、またITA(Intercollegiate Tennis Association)シングルランキング一位のMarcos Giron選手の練習時に使用される予定だ。

これが本当のウェアラブル


 ポロ・テックは他のウェアラブルデバイス(アディダス社のmicoachなど)と同じように、心拍数、呼吸の状態などといったいくつかの生態データを計測し、スマートフォン、タブレット上で閲覧することができるが、それ以外の何か真新しい技術を備えているわけではない。しかし、ポロ・テックは腕時計型などのウェアラブルデバイスに比べて、衣服ということで、より身体に密着するものであり、それは言い換えれば、より正確なデータを計測することができるという利点もあると考えることができる。またラルフ・ローレンというブランドがウェアラブル技術を利用することは、アパレル業界全体で大きな潮流を起こすきっかけになるかもしれない。
 ラルフ・ローレンのシニアVP、デイヴィッド・ローレンはポロ・テックのお披露目に際して、

我々の目標は素晴らしいライフスタイルを創出し、反映することであり、それらを形成しているのは、健康で活発な日常である。ラルフ・ローレンは進化しつつある現代のウェアラブル技術の分野において業界をリードする存在でいたい。

 と述べている。

まだ未発表な部分も

 ポロ・テックは今回が初のお披露目となっているが、判明しているのは技術的な側面だけであり、全ては判明していない。ホームページ上の広告を見る限り、ポロ・テックは黒地のシャツに黄色いポロプレイヤーのロゴが胸元にあるだけで、それ以外のカラーバリエーションがあるのか、値段はいくらなのかといったことについては不明だ。とはいっても、値段についてはいくらか見当をつけることができる。

 ポロ・テックはラルフ・ローレンの自社開発技術ではなく、カナダ、モントリオールに本社を構えるベンチャー企業、OMsignal社の技術提供によって制作されたものである。このOMsignal社のホームページを見てみると、まだ一般発売はしていないものの、ポロ・テックのもととなっている「OMsignalシャツ」という製品が240ドル(期間限定で現在、199ドル)で事前予約することができる。よって、ラルフ・ローレンという伝統的なブランドになると、果たしてどれほどこの料金に上乗せされるのかはわからないが、いくらか値段が張るものになるのは間違いないだろう。

▼参考リンク
Ralph Lauren
Android Authority『Ralph Lauren announces a sensor-equipped smart polo』
COMPLEX『Interview: David Lauren Speaks On Ralph Lauren’s New “Smart Shirts” and Stylish Wearable Technology at the U.S. Open』
OMsignal社

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