Littlebox Challngeのオフィシャルページ。挑戦者にはインバータのサイズをクーラーボックスからタブッレト大まで縮小することが求められる。

優勝チームに一億円! グーグルが再エネ促進コンペを開催、参加者募集中

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

by [2014年8月12日]

Littlebox Challngeのオフィシャルページ。挑戦者には現行のインバータのサイズを約10分の1に「縮小」し、タブレット程度の大きさにすることが求められる。

 米検索大手グーグルと米電気電子学会(IEEE)が共同主催する、インバーター(電流変換機)の小型化デザインコンペ「Littlebox Challnge」が挑戦者を募集中です!

 AFP通信によると、現在一般的に利用されている化石燃料や原子力の送電網は交流電流を基本としています。一方、太陽光パネルや風力によって発電できるのは直流電流です。太陽光や風力といった再生可能エネルギーで発電した電気を送電網で送るためには、直流電流を交流電流に変換できるインバーターが必要になります。

クーラーボックスのサイズではダメみたいです…

 インバータのサイズはキャンプ用のクーラーボックス程度です。しかし、グーグルによると、現行のサイズは一般家庭用としては大きすぎるといいます。グーグルは今回のコンペで、コンバータを10インチのノートパソコンより小さいタブレットサイズまで小型化することを挑戦者に要求しています。

 この取り組みが実現されれば、より多くの家庭で太陽光の利用が促進されるだけでなく、より効率的な電力系統の構築が可能になり、僻地での発電も容易になると期待されています。

グーグル本社には9,212枚のソーラーパネル

本社「Googleplex」の4つの建物にはシャープ・エレクトロニクス製のソーラーパネル9,212枚が設置(UK design blog Atelier Tallyより)

 グーグルは2011年6月に電力の需給バランスを可視化する「Google PowerMeter」を終了したあと、スマートグリッド事業からは撤退したといわれていますが、ソーラー事業への注力は継続しているようです。

 同年9月には、住宅向けソーラーパネル事業に7,500万ドルを投資しました。また、カリフォルニアの本社「Googleplex」の4つの建物にはシャープ・エレクトロニクス製のソーラーパネル9,212枚を設置しています。ウェブナイルによると、グーグルはこの太陽光発電だけで、建物が必要とする電力量の30%を賄っているといいます。

 グーグルのデザインコンペ「Littlebox Challnge」のエントリー締め切りは9月30日まで。イベントホームページからお申込みが可能です。参加者は2015年7月22日までに技術的なアプローチと用途実験の結果を提出します。

 最終選考により18チームまで絞られたのち、2016年1月に受賞者が発表されます。優勝チームには100万ドルが授与されます。頭脳とセンスに自信のある方はぜひ挑戦してみてください!

【参考リンク】
The Little Box Challenge, an open competition to build a smaller power inverter
グーグル、電流変換機の小型化をコンペで奨励(AFPBB News)
Googleが生み出す太陽光発電の可能性(WEB-NILE)
Behind the brand: Google | UK design blog Atelier Tally

コメントは受け付けていません。

PageTopへ