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世界中に女性の笑顔を広げたトルコ副首相の問題発言

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by [2014年8月08日]

 トルコのビュレント・アルンチ副首相の問題発言が続いている。イスラムの伝統価値を基本においた民主主義を提唱する与党AKPの共同設立者でもあるアルンチ副首相は、最近のトルコにおけるモラル低下を懸念しているとされる。

 7月28日には「女性は公共の場で大声で笑うべきではない」と発言。その上で、「頭を低く保って、男性に顔を見られたら頬を赤らめてすぐに目をそらすという、純潔さの象徴だったトルコの女性は一体どこに行ってしまったのだろうか」と述べたとハフィントンポストは伝えている。

 これに対し世界中の女性がインターネット上に笑顔の写真をアップロードし、アルンチ副首相へ抗議の意思を見せている。ツイッター上ではトルコ語で「笑いに抵抗する」という意味をあらわす「#direnkahkaha」というハッシュタグなどが使用されている。


 アルンチ副首相に懲りた様子はない。問題発言から2日後の7月30日、「夫を置いて休暇に出る女性たちがいる。そして自制心がなく(ダンス用)ポールを登るのを抑えきれない女性たちもいる」と発言。AFP通信によると、副首相はその上で「誰でもそのように生きることができる。私がそれに怒ることはできないが、哀れだと思うことはできる」と述べ、これに対しまたネット上で反発が起きたという。

 トルコ政府とネットユーザーは緊張関係にある。SNSによってデモの呼びかけや、政府の汚職情報の拡散がおこなわれるからだ。今年3月にはツイッターがレジェプ・タイップ・エルドアン首相によって遮断されている。

【参考リンク】
「ポールダンス抑えきれない女性は哀れ」トルコ副首相また問題発言 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News
エマ・ワトソンもからかう、トルコ政治家の「女性は笑うな」発言

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