LINEとgumiが業務資本提携に合意

資本業務提携を発表したLINEとgumi、双方のメリットとは?

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by [2014年8月07日]

LINEとgumiが業務資本提携に合意(画像はイメージです)

 無料通話アプリサービスを提供するLINEは6日、スマートフォン向けゲームを手掛けるgumiと業務資本提携に合意したと発表しました。LINEはgumiの第三者割当増資を引き受け数十億円を出資し、gumiはLINE向けのゲームコンテンツを開発します。

 gumiは北米やヨーロッパ、東南アジア諸国など世界50カ国以上に自社ゲームを配信してきました。LINEも昨年12月に「LINE GAME」を開設し、ゲームプラットフォームとしての拡大が期待されています。両社はプレスリリースで「本提携を通じて、両社の事業展開を一層加速させ、日本発の良質なゲームコンテンツを世界中のユーザーに提供してまいります」と述べています。

圧倒的な世界一を目指すgumi

 gumiは子会社のエイリムが提供する大ヒットモバイルゲーム「ブレイブ フロンティア」などで知られるゲームコンテンツの開発会社です。2007年6月に國光宏尚氏によって設立されました。韓国、中国、シンガポール、台湾、フィリピン、インドネシア、フランス、アメリカなどで業務を展開して、売り上げも海外の方が大きいといいます。海外支社に400名、東京と福岡で400名と、合計800人ほどの社員が働いてます。

※gumi代表取締役の國光宏尚氏が登壇した「B Dash Camp 2014 Summer IN Fukuoka」のセッション『人生は1つの事業で終わらない、次世代リーダーに求められる資質とは?』の様子はコチラです

 早ければ今年の12月頃に東証一部へ直接上場すると見られており、ブルームバーグは「時価総額は1000億円近くに上る可能性がある」としてました。今回のLINEとの資本業務提携によりgumiの株主資本は100億円を超える見通しです。國光氏は高校卒業後10年間、中国・復旦大学とアメリカ・サンタモニカカレッジに在籍し、アジア、北米、中南米など世界約30カ国を渡り歩いた経歴を持ちます。

意外と大きいLINEのゲーム売上

 LINEは同日、100億円規模の投資ファンド「LINE GAME Global Gateway(仮)」の設立も発表しました。投資や資本提携というかたちで日本国内のゲーム開発を資金面でサポートします。5億人を超えるユーザー数を抱えるラインと、1000万人以上に楽しまれるヒットゲームを持つgumiの連携は大きな可能性をもたらすと期待されています。

 TechCrunchによると、LINE事業の売り上げのうち60%近くはゲーム課金で、これはスタンプの20%を大きく上回っているといいます。これまでLINEはカジュアルゲームを中心に展開してきましたが、ユーザーのニーズの多様化にあわせ、gumiが得意とするやり込み要素の高い「ミッドコアゲーム」を求めているといいます。また、LINEが弱点とする北米地域で支持を得るgumiと資本提携することにより、グローバルマーケットのなかでシェアの伸長を目指します。

 ツイッター上では今回の資本業務提携に対して、「すげぇ!しかもLINEからの資金提供とか!gumiの勢いが止まらねぇなw」や「WBSで、LINEのgumi出資のニュース紹介。両社とも未上場なのに、ここまで騒がれるのは珍しいですね」などの声がありました。

【参考リンク】
【続報】LINEがgumiと資本業務提携、100億円規模のファンドでゲーム会社の世界進出支援も – TechCrunch

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