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世界各国との貿易データを可視化するOPEN METIで、偉い人気分を味わおう

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by [2014年8月04日]

OPEN METIというサイトをご存知だろうか?
このサイトは、日本と世界各国の経済の動きを可視化しているのだが、そのデータの魅せ方がカッコいい。
とにかく、下の画像を見て欲しい。

やたらカッコいい画面で、壮大なデータを眺めることで日本を動かす人物になった気分を味わえる。
 
 

その年のトレンドワードや、政策別コストデータを見ることも可能だ。

より透明性の高い開かれた政府へ

そもそも、このOPEN METIは一体何を目的としたサイトなのか。調べてみたところ、経済産業省のHPに以下のように書かれていた。

OPEN METIは、G8の「オープンデータ憲章」や「世界最先端IT国家創造宣言」(平成25年6月14日閣議決定)等を受け、経済産業省が保有する膨大なデータを様々な切り口で紐解き、活用可能なオープンデータとして公開していくプロジェクトです。

このような、情報を公開して開かれた政府(オープンガバメント)を目指す動きは、英国政府が徹底して情報公開をするPOI(Power of Information)タスクフォースを2007年6月に設置したのを皮切りに、全世界で始まったようだ。
例えば、2009年1月にオバマ大統領が就任すると同時にオープンガバメント・イニシアティブが発表されたりもした。
日本では、2009年3月に行われた官民のCIO(chief information officer)を集めた「CIO百人委員会」からオープンガバメントが始まり、現在はオープンガバメントラボがその中核を担っている。
国民からの意見を吸い上げる「アイディアボックス」や、統計データ提供システムの「データボックス」、Twitterで政府や自治体の取り組みの広報を行う「がばったー」など、様々なサービスを展開してきたオープンガバメントラボのプロジェクトの一つが、今回紹介した「OPEN METI」だ。

自分たちの払った税金の使い道に関心を持とう

OPEN METIを見たところで何がなんだか分からない人も多いだろう。
実際のところ、筆者も「東日本大震災が起こる前と後の違いを分析してやるぞ!」と息巻いてこのサイトを訪れたものの、何がなんだか良く分からなかった。

しかし、政府CIO補佐官を務める楠正憲氏はINTERNET Watchの取材に対して、このオープンガバメントの取り組みを「面白がってとにかく使うことが一番大切」だと述べている。
たしかに、どんな形であれ国家のデータに関心を持ってもらうのは良いことであると思う。
東日本大震災が起きた頃にも、データを確認せずに肌感覚でデタラメなことをTwitterや掲示板で書き込む人や、そういうデマを信じて行動してしまう人が散見された。
しかし、常日頃からデータに興味を持っていれば、そのような書き込みを信じたりする前に、データを調べて正しい行動を取れる人が増えるのではないだろうか。
また、政治家にも中にはいい加減なことを言う人もいるが「データをちゃんと見る癖」を身に付けた国民が増えればこういう政治家は出てこなくなるだろう。

東日本大震災後に作られた、政府からのデータを用いて電力使用状況を伝えるエヴァンゲリオン風のサイト。楠氏はこうしたことが重要だと語った。
 
 

なんだか堅苦しいことを書いてしまったが、なんとなーく眺めてちょっとカッコいい気分に浸る。
OPEN METIの楽しみ方はきっとそんなもんで良いのだと思う。

▼参考リンク
OPEN METIプロジェクト
面白がって使うことがオープンデータ・オープンガバメントの未来へつながる – INTERNET Watch
海外におけるオープン・ガバメントの取り組み – 経済産業省
電力使用状況を伝えるエヴァンゲリヲン風のサイト

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