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AdMobは2014年8月1日から「Advertising ID」への対応が必須に

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by [2014年7月31日]


2014年8月1日より、Advertising IDに対応していない旧式のAdMob SDKは使えなくなることが発表されました。新しいAdMob SDK(Google play service SDK)でAdvertising IDを用いた広告を配信するためには、SDKの更新と、AdMob IDの更新が必要です。

2014年8月1日から、Playストアにアップロードされたすべての更新や新着アプリには、広告目的で使用する端末 ID として広告 ID(端末で利用可能な場合)を使用する必要があります。(Google Playデベロッパープログラムポリシーより)

ユーザーターゲティング広告のメリット

広告主にとっては、無駄になるインプレッションやクリックが減らせるというメリットがあります。ターゲットとは異なるユーザーに対して自社の広告が表示され、成果が上がらないままに広告予算が無駄遣いされてしまうことを減らすことができるでしょう。
メディアにとっては、広告枠をより活用できるというメリットがあります。これまでは「メディアにマッチした広告」が表示されていましたが、それが「ユーザーにマッチした広告」になっていくことで、広告に対するユーザーの反応が良くなり、eCPMが上がる効果が期待できます。
アドネットワークにとっては、サーバー負荷が下がるというメリットがあります。現在の広告クリエイティブはバナーが多いですが、今後は動画広告などのリッチな広告クリエイティブの割合が増えていく可能性が高いです。その際、ターゲティングが出来ず無駄な広告表示を行うと、それによって生じるアドサーバーの無駄な負荷も大きなものになってしまいます。

スマホターゲティング広告の軌跡

スマホターゲティング広告の手法として、スマートフォン端末に割り振られている固有のID「端末ID」が用いられていた時期もありました。しかし端末IDは「なりすまし」も容易な半公開情報であり、端末IDが付与された端末を普段使っている人物のオンライン行動履歴が流出してしまうリスクがあるということで、使わない方針になりました。
それから使われるようになったのが、ドメインを横断したCookieの読み書きが可能な「サードパーティーCookie」です。しかし、こちらもフィッシングや情報漏えいなどのリスクがあるとして、使わない方針になりました。
しかし、広告をより適切なユーザーに配信するよう効率化するためには、同一人物であることを認識する技術が必要です。そのために作られたのがAppleのAdvertising Identifierであり、GoogleのAdvertising IDです。用途はターゲティング広告の配信に限定されており、ユーザーによるオプトアウトが可能です。

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▼参考リンク
Google Play デベロッパー プログラム ポリシー

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