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リアルな造形が可能!3Dスキャン体験・3Dプリンター実演【ワンダーフェスティバル2014[夏]】

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by [2014年7月28日]


2014年7月27日(日)に幕張メッセで開催された『ワンダーフェスティバル2014[夏]』。様々な造形物を展示販売する日本最大のイベントです。APPREVIEW編集部もこの度初めて取材を試みました。3Dモデリング技術を利用した展示を主にご紹介いたします。

▼目次▼
リアルな造形が可能!3Dスキャン体験・3Dプリンター実演
2次元との架け橋になるか?動くフィギュアシステム展示
個人ディーラーも3Dプリンターを利用する時代へ

WONDERFUL HOBBY LIFE FOR YOU!!20

まず最初に筆者が取材に向かったのは、ねんどろいどで有名な株式会社グッドスマイルカンパニーとfigmaで有名な株式会社マックスファクトリー合同ブース『WONDEFRFUL HOBBY LIFE FOR YOU!!20』(WHL4U20)です。最大手ともいえる企業の合同ブースということで、展示物も物販も盛りだくさん。figFIX『島風 中破ver.』にhshs(*´Д`)=зしたり、ねんどろいど『エルサ』の撮影禁止に涙したり、『カードキャプターさくら』figma化決定に歓喜したり、figma『リヴァイ お掃除ver.』のスケール感が周囲の美少女たちと大差ない(小さい可能性も微レ存な)ことに吹き出したりしましたが、今回の目的は『3Dスキャン体験&3Dプリンター実演』コーナーです。

3Dプリンター実演


展示されていたのは『MakerBot Replicator2』。


周囲には実際に出力された樹脂フィギュアが並べられています。WHL4U20内TERRAFORMARS特設コーナーで圧倒的な存在感を見せつけた、ヒト型ゴキブリがやはり目を引きます。

取材時に出力中だったのはコチラ。『シドニアの騎士』と『NM4-02』のコラボ作品『NM4-02継衛version』です。単色なのでわかりづらいですが、実際に見ると小さいのに精巧に再現されていましたよ!

フィラメントと呼ばれる樹脂で出力されます。厚さ100ミクロン(=0.1ミリ)のフィラメントを重ねていくことで立体造形が可能となります。てのひらに乗る程度の『NM4-02継衛version』の出力におおよそ2時間程度かかります。展示会場のすぐ傍がステージだったため、実際の動作音は聞き取れなかったのですが、さほどうるさくはないそうです。

パーソナル3Dプリンターということで、本体サイズは490×420×380mm。だいたい電子レンジと同じくらいの大きさです。最大出力サイズは285×153×155mmなのでかなり大型のフィギュアも出力可能です。市販のフィギュアに多いのが1/8スケールです。日本人平均身長から計算すると、男性:約215mm 女性:約199mmとなりますので、実在の人物を3Dデータ化して3Dプリンター出力するのにも問題ありません。

3Dスキャン体験にチャレンジしてみた

3Dプリンター実演コーナーの隣りでは3Dスキャンを体験できます。

混雑する前に筆者も体験させていただきました。スキャン時には前髪が邪魔になるので、薄手の衛生キャップのようなものをかぶります。後ろ髪はまとめなくても問題ないそうです。またメガネも邪魔なのではずしました。

アイロンのような形をしたハンディ3Dスキャナ(Artec 3D M)です。撮影時はかなりまぶしく感じますが30秒程度で終わります。

その場でスキャンデータは3D化されます。5分と経たないうちに……

巨大なスクリーンに筆者の3Dデータが映し出されました。この後リアルな色味が反映されて完了となるのですが、あまりに精巧な3Dデータなので掲載できません。誰が見ても筆者だとわかってしまいます。色が乗る前のデータでも結構ギリギリです(笑)左図は横顔のデータです。耳から後ろの後頭部は撮影していないのですが、ソフトでほどよく補完してくれるそうです。今回撮影していただいたデータをもとに3Dプリンターで筆者フィギュアを作成してくださるとのこと。一週間程度で編集部に届く予定です。楽しみですがおそらく完成品もリアルすぎて掲載できません……。お子さまの成長過程を記録したり、結婚式などの記念にフィギュアを製作するのに向いているのではないでしょうか。

次回は『動くフィギュアシステム』展示をご紹介いたします。

▼参考リンク
ワンダーフェスティバル公式サイト
WONDERFUL HOBBY LIFE FOR YOU!!20
MakerBot Replicator2(英語サイト)
Artec 3Dスキャナー

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