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レコーディングダイエットの一歩先へ。2200万DLの健康管理アプリ『Noom』インタビュー

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by [2014年7月30日]


ニューヨークで創業されたダイエット支援アプリ『Noom』のダウンロード数は全世界で2200万。Google Playのトップデベロッパーにも選ばれており、シェアはヨーロッパ3割、アジア3割、残りが北米だということです。今回はそんなNoomの日本法人、Noom Japanの宜保陽子氏にお話を伺いました。

パーソナライズとコミュニティによる
モチベーションのサポートシステム

───『Noom』の、他のダイエット管理サービスとの差別化要因は何でしょうか。
ユーザーさんが入力した食事や運動のログからわかるダイエットの進捗状況に対して、パーソナライズしたタスクを提供するといったことをしています。また『Noom』には、プロフィールが似たユーザーをシステムが自動で最大8名のグループにする機能がありまして、ダイエットの目標に向けてお互いにサポートし合えるようになっています。
週数回ユーザーさんをオフィスに招いてユーザーインタビューを行っているのですが、ほとんどの方がダイエットをやめてしまった理由として「サポートが無かったこと」を挙げています。家族や友人といった周りの人が皆ダイエットをしているわけではないので、飲み会の誘いなどもあります。そうした誘惑に差し掛かったとき、引きとめてくれる存在がなかったと。

───Noomユーザー(Noomer)のオフ会などは開かれていますか?
アメリカでダイエットサポートをやっているサービスに『Weight Watchers』という大手があって、そこはユーザー同士が実際に会うコミュニティを作っているのですが、『Noom』では今のところオンラインでの結び付きにしています。
人口のほとんどがソウル近郊に集中している韓国では、過去にグループ対抗のダイエットコンテストなどのリアルイベントを行ったことがあります。しかしアメリカや日本でも、今後リアルイベントを行っていくことを考えています。

日本市場に向けローソンとコラボ

───日本市場向けに、どういった施策をされているんでしょうか。
弊社は既に数カ国に進出していますが、弊社はローカルのユーザーの声に100%きちんと耳を傾けるということを行っています。そのため、今後もプロダクト、特にコンテンツのローカライズは注力して行ってまいります。その例として、先日日本向けの食品データベースを10万件追加しました。これにより、コンビニやレストランチェーン、パッケージ商品の検索も可能になりましたので、「食事をログする」というストレスはこれによりさらに軽減されるかと思います。
また、過去にローソンさんのオリジナル商品である「ブランパン」というヘルシーなパンを、Noomをインストールした方にプレゼントするコラボレーション施策を行いました。同時にローソンさんとのコラボ以外にも、業界は問わず、「人々がより健康的な生活を送る」というゴールを共有するパートナー様とコラボ企画やイベントを実施していく予定です。

───JJモデルの筆岡裕子さんがNoomのオフィシャルダイエットサポーターになられたそうですね。
筆岡さんは14キロのダイエットに成功後、モデルに転身、その後も食生活に関する正しい知識を身につけるため「ダイエット検定」の資格を取得して、自身のブログでも情報発信を続けています。彼女のストーリーとダイエットに関する正しい知識が、多くのNoomer(Noomを使ってダイエットをするユーザー)にとってサポート、モチベーションになると考え、今回のコラボに至りました。

健康に向けた社内の取り組み

───スタッフの皆さんもNoomを使っていらっしゃるんですか?
はい、使っています。健康管理のサービスを提供するスタッフが不健康な食事をしていては説得力がないので、弊社スタッフは毎日のランチに専属シェフによるカロリー計算のされた野菜中心の料理を採り、Noomでログを取っています。

自転車通勤をしているスタッフがいたり、毎週火曜はオフィスにヨガの先生を呼んだり、オフィスを出て卓球やサッカーなどの活動をしたりと、社内には楽しくヘルシーな生活をしていこうという空気がありますね。弊社のミッションが「テクノロジーを通じて健康な生活を提供する」というところにあるため、健康に関心のあるスタッフが集まるのかもしれません。

より高品質なソフトウェアへ

───収益は有料会員からの月額利用料のみですか?
B2C 向けには有料コンテンツに対してのみへの課金ですが、今後弊社は積極的にB2B向けの展開も行ってまいります。
例えば、現在韓国ではソウル政府主催で、 Noomを使用した健康増進プログラムを市内の中小企業向けに実施しています。また、アメリカではNIH(National Institution of Health; アメリカ国立衛生研究所)から助成金を得て、摂食障害研究向けのアプリ「Noom Monitor」を開発し、NY市内のマウント・シナイ病院で導入も行いました。

───最近、基調カラーを変える大規模なリニューアルを行われましたね。ユーザーからの反応はいかがでしたか?
ポジティブなフィードバックをいただいています。オレンジが基調のデザインになりましたので、「(ビタミンカラーで)よりヘルシーなイメージ」「かわいい」といったコメントをいただいています。女性ユーザーが多いので、これまでより親しみを感じていただける色であるとは思います。

───ウェアラブル端末との連携について今後の展望は?
このハードウェアと連携するということの明言はできませんが、弊社はGoogle Fitのキーパートナーになっております。ユーザーのより精密なログを集め、同時にコーチングの精度も上げていくことで、より質の高いダイエットサポートをユーザーに提供できると思います。例えば歩数に応じてリアルタイムに消費カロリーを計測するとか、よりリアルタイムにタスクを提供するといったことが可能になってくると思います。弊社が近いうちにハードウェアを開発するという予定は無く、現在はソフトウェアの完成度を上げていくことに集中したいと考えています。

───『Noom』という名前に由来はありますか?
よく聞かれますが、特にないんですよ…。

───ありがとうございました。

専用運動器具や専用食など、高額商品のブームが起きては挫折者を生んできたダイエットですが、『Noom』は「ダイエットに挫折する根本的な原因」に向き合い、ユーザーのモチベーションを維持する仕組み作りを行っています。以前ならば芸能人のようにパーソナルコーチを雇うしかなかったのでしょうが、スマホの普及と発展によって、一般人でもこうしたパーソナライズされたサービスを手軽に受けられるようになりました。さらに完成度を高めることを目指して、日々改善を重ねている『Noom』の今後に期待です。


宜保陽子氏

上智大学法学部卒。楽天、Googleに勤務後、アメリカへ留学。Noomの日本向けローカライゼーションプロジェクトをゼロから引き受け、現Noom Japan代表。
NoomのNY本社と東京を行き来しながら、「テクノロジーを通じて人々の生活をよりヘルシーにする」というミッションの実現をめざし日本での展開拡大を進めている。

アプリ基本情報

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Noom ダイエットコーチ

配信元:Noom Inc.

Android価格:無料 / iOS価格:無料

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※記事内の情報はすべてレビュー時(2014年07月30日)の情報です。

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