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【アプリ開発者必読】SSPを使った広告収益最大化を伝授!(4/4)

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by [2014年6月04日]

SSPサービス『アドフリくん』のメディア窓口/コンサルティング担当の小室です。私は、SSPサービス『アドフリくん』のご説明をアプリ開発者様やメディア様へ行なう営業、及びマネタイズにおけるコンサルティングを日々行なっております。

『WEB広告ナビ』掲載の国内SSP一覧

SSPは、アプリ開発者がマネタイズをするための手法として注目を集めており、国内だけでも10数社(左図)がサービスを提供するまでになっています。
今回は、ようやく本題であるアドネットワーク(以下ADNW)の最適な運用方法についてお話します(大変おまたせいたしました!)。

SSPとは?
Supply Side Platformの略。メディアの広告枠を販売する際、その収益を最大化するツール。アドエクスチェンジやRTB(Real Time Bidding。オンラインで瞬間的に行なわれる入札)を利用して、広告のインプレッションごとに最適な広告を配信することができる。複数の広告を一元管理できるという意味でもアプリ開発者のメリットは大きい。

【アプリ開発者必読】SSPを使った広告収益最大化を伝授!
その1 アプリの広告に複数のアドネットワークを運用するメリット
その2 SSPにおける最適なアドネットワークの利用数
その3 正しいマネタイズは正しいeCPMから
その4 アドネットワークの効果的な運用方法について

これまでの要点

  1. 複数のADNWを運用することで【収益の最大化】と【リスクヘッジ】を行なう
  2. 最終的に主要なADNWは3~4社程度に絞る
  3. 各ADNWに頼らず、同一の方法でeCPMを測定し、正確なマネタイズを行なう

ADNWのeCPMの推移は、同じ掲載位置で配信をしていたとしても、毎日、下記グラフのように上下します(その理由は「その1 アプリの広告に複数のアドネットワークを運用するメリット」を参照)。

上記を踏まえると「ADNWのeCPMを把握」しつつ「最大限にADNWのパフォーマンスを活かし」ながら「複数のADNWを適切な配分で運用する」ことが重要になってきます。
そこで、私はメディア様にADNW運用のコツをお伝えする際に「ADNWを2つのグループに分けて運用する方法」をご提案しております。

ADNWを2つのグループに分けて運用する

効果的にADNW運用をする例として、以下のように「2つのグループ」に分けて運用することをおすすめしております。それぞれの役割とバランスの良い設定例は以下の通りです。

1.メイン利用アドネットワーク

収益性が高く、お金をガンガン稼いでいくためのADNWだけで構成したグループです。どんなにインプレッションが多い媒体でもADNW3~4社程度が最適です(インプレッションが少ない媒体であれば1~2社でもOK)。

  1. ADNW数:3~4社(インプレッション規模が小さければ1~2社)
  2. 比率:70%以上
  3. 配信比率設定:正しいeCPMを把握し、収益性が高い順に配信比率を多めに設定していく※アドフリくんの『自動配信調整機能』を使えば、eCPMが高い順に配信比率を自動で調整してくれます。

2.効果測定用アドネットワーク

未使用だが、今後試してみたいADNWで構成したグループ。例えば、初めて利用するADNWや、他アプリで収益性が良いと評判を聞くADNWなど、メイン利用する前に効果測定が必要なADNWをこのグループに分類しましょう。

  1. ADNW数:2~3社(インプレッション規模が小さければ1~2社)
  2. 比率:30%以下
  3. 配信比率設定:すべてのADNWを均等の比率で設定。同条件で3~4日ほどeCPMの推移を確認するため。

1はメインで利用する収益性の高い稼ぎ頭のADNWですので、1の比率が高ければ高いほど収益性が高くなります。2は効果測定用のADNWですので、2の比率が高ければ高いほど、収益性が落ちる可能性が高くなります。
安定して攻めたいときは1を多めに設定するのが良いですし、マンネリなADNWの現状を打破したいときは2を多めに設定する、という具合に、時期によって1と2の配信比率バランスを考えることが重要となってきます。

アドネットワークの最適化

上記のようなグループ分けをしたら、1週間に1度で構いませんので、以下のような運用を行ない、アドネットワークの最適化をしましょう。

  1. 1のADNWを運用していく中で、極端に収益性(eCPM)が悪くなってきたアドネットワークは2に格下げをする、または、使用しない(=アドフリくんでは「スイッチOFF」。
  2. 2のアドネットワークを同比率で配信して効果測定をすると、必ず、収益性(eCPM)が良いものと、悪いものに分かれてきます。1のアドネットワークと比べてeCPMが良い2のアドネットワークは1に格上げをしましょう。さらに2の中でeCPMが極端に悪いアドネットワークはスイッチOFFをしましょう。

インプレッションに応じた最適なADNWの数を保ちつつ、上記のようなPDCA(plan-do-check-act)サイクルを1週間に1回程行なうだけで、ADNWの収益性を正確に把握でき、最適化運用が行えます。

開発会社が気をつけるべきポイント

上記のような運用に時間をかければかけるほど、ADNWの最適化の精度が増し、収益性も向上していくかと思います。
SSPの使用例では、1社のADNWを利用していた時より2~3倍、中には10倍に上がった! という例もありますので、ADNWの収益性の推移を逐一把握し、最適化運用を行なうことはとても重要です。
ただし…アプリをたくさん運用されている開発会社様については、すべての広告枠で上記のような運用を行なうのはとても大変ですよね。
例えば「ADNW運用に毎日時間を割いたことによって月の売上が2倍になった!(でも実際は売上が1,000円から2,000円にアップしただけ…)」という規模の改善では、毎日ADNW運用に時間を掛けてしまうと費用対効果が悪すぎます。
その時間を新しいアプリの開発や既存アプリのダウンロード数を伸ばす施策につぎ込んだほうがよいですよね。「最も売上が高いアプリ、もしくは注力したいアプリのみ時間を掛けてADNW運用する」というように割りきった考え方も重要です。

旬が過ぎて放置しているアプリ

ツール系や情報ニュース系のアプリメディアとは違い、カジュアルゲームのように寿命の短いアプリ(2週間~1か月)だとしても「リソースもないし…旬を過ぎたので何もしないで放置します…」という考え方ではとてももったいない!
広告マネタイズモデルは、旬を過ぎたアプリでも毎月売上が上がるロングテールなビジネスモデルです。
あまりダウンロード数が伸びなくなった古いアプリについては、アドフリくんの自動配信比率調整機能に任せてから放置してしまいましょう(宣伝です)。
ただし下記だけは徹底して頂きたいのです。
「ただ放置せず、収益性の高い1のメイン利用アドネットワークに絞り、アドフリくんの自動配信調整機能をオンにした状態で放置をすること」
こうすることで、単純にアプリを放置をしてしまうよりも、収益性を高く保つ事が可能です。

困ったときはアドフリくんに相談!

「どのアドネットワークを使えばよいかわからない…」
「クリック単価が低い…」

などのお悩みがありましたら、ぜひアドフリくん担当者までご相談ください。
アドフリくんに登録しているたくさんのアプリや、連携している20社程のアドネットワークの統計的なデータにより、今この瞬間に調子が良いADNWや、他のアプリで効果の出ているADNWをピンポイントでご紹介することも可能かもしれません。

SSPサービス『アドフリくん』は、アプリの開発会社様、メディア様がADNWの正確な情報を把握することができ、それに合わせて好きなようにADNWの舵取りができるツールとなっております。
アドフリくんをご活用いただくことで、アプリの開発会社様、メディア様がご自分でマネタイズができる「自力」がつきますし、さまざまな提案に対して、その提案が果たして見合っているものかどうかの「正しい判断」ができるだけの情報がたくさん詰まっています。SSPを通じた日々の作業によって、開発会社様やメディア様に正確なADNWの情報、及びADNW運用のノウハウが蓄積されることでしょう。
アドフリくんの機能は、弊社がもともと広告事業者ではなく、メディア事業者、アプリ開発会社だからこそ、このSSPに盛り込むこどできたと自負しています。現在もアドフリくんを利用しているメディア様のお問い合わせに真摯に耳を傾け、日々、機能や使い勝手を進化させております。「メディア側が作った、メディアのためのSSP」をぜひお試しいただきたいと思います。
アドフリくんチームが、全力であなたのアプリのマネタイズをサポートさせて頂きます。

▼参考リンク
WEB広告ナビ国内SSP一覧
アドフリくん

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