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アップルが発表した“いいとこ取り”の新プログラミング言語「Swift」

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by [2014年6月04日]

アップルは6月2日、OS XとiOSプラットフォームを支えてきたObjective-C言語に代わる、新しいプログラミング言語「Swift」を発表しました。

1つのアプリに、SwiftとObjective-Cが共存でき、既存のプログラミングにSwiftコードが使用できる様になります。

Swift

▽モダン
Swiftは、プログラミング言語に関する最新の研究結果となります。Objective-Cから繰り越されたパラメータ名は、すっきりとしたシンタックスに表され、Swift内のAPIがより読みやすくなります。

▽安全性を重視したデザイン
変数は使用される前に必ず初期化され、配列と整数によるオーバーフローの確認、そしてメモリは自動的に管理されています。Swiftは、強力なフレームワークであるCocoa及びCocoa TouchのAPI用に調整されています。

▽インテラクティブなプレイグランド
プレイグランドでSwiftコードが入力されると、瞬間的にプログラミングの結果が表示されます。プレイグランドでは、新しいアルゴリズムのデザイン、テストの作成、APIを試す環境が備えられています。

▽速くてパワフル
Swiftは、高速に動作するように構築されています。高性能なLLVMコンパイラを使用することで、Swiftコードは、最適化されたネイティブコードへと変換され、現代のMac、iPhone、およびiPadのハードウェアを最大限に活用するように調整されています。Swiftは、CとObjective-C言語における、フロー制御を含む最高な機能を活用しています。

参考:1から10を順に表示する場合の比較

※Swiftは、C風の書き方もできますが、比較のためあえて違う書き方をしています。

Swiftは、これまでに流行った言語のいいとこ取りとも言える作りで、Objective-C以降の20~30年分の空白を埋めるような言語になっています。逆に言えば、“モダン”な概念がわからない人が(いつものように)すっかり置いてけぼりになるので、この辺りは良くも悪くもアップルらしいと言えそうです。

ただし、Swiftで無ければできないことはほぼありません。例えばゲームの開発であれば、現在はUnityやCocos2d-xといったエンジンが充実しているので、これからSwiftを覚える時間があるなら、その分をゲームの開発に宛てるほうが良いかもしれません。

Swiftコードはすでに、アプリに組み込むことが可能となっており、iOS 8とOS X Yosemiteがリリースされる2014年秋に、Swiftを使用したアプリをApp Store、もしくはMac App Storeにて提出できます。

アップルは、500ページにも及ぶSwiftの仕様書がiBooksストアで無料でダウンロードできます。Swiftを利用するには、Xcode 6ベータをダウンロードが必要です。

▽参考記事:
Apple Developer

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