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高校生のネット依存…LINE・TwitterがSNS“2強”《総務省による調査》

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by [2014年5月16日]

2014年5月14日、総務省情報通信政策研究所が、東京都立の高等学校154校の高校生約15,191人を対象にした「高校生のネット依存傾向」に関する調査結果の速報を公開しました。

心理学者キンバリー・ヤング博士の提唱したインターネット依存尺度を参考に、点数に応じて「高」「中」「低」の判定をしたうえで、

  • ネット依存傾向「高」の生徒は、高校生の4.6%。男子3.9%、女子5.2%と女子の方が高い。
  • ネット依存傾向「高」の生徒は、モバイル端末でのネット利用時間が一日262.8分(4時間22.8分)。
  • ネット依存傾向「高」の生徒は、「ソーシャルメディア上だけの友だち」が93.1人。
  • ネット依存傾向「高」の生徒のうち、「ネットのしすぎが原因で、健康状態が悪化している」は39.8%(全体平均の約4倍)。

といった調査結果が報告されています。

性別・学年・スマホ利用別のネット依存傾向


女子・低学年・スマホ利用者ほどネット依存の傾向が強いことがわかります。

高校生の84.5%がスマートフォンを利用


全体の84.5%がスマートフォンを利用。低学年ほど利用率が高いことがわかります。

スマホ・ガラケーの主な用途はSNS


ソーシャルメディアの閲覧・書き込みに最も長い時間が費やされており、動画投稿サイトとオンラインゲームがこれに続きます。

「睡眠・勉強・テレビ」がスマホに置き換わっている


スマートフォン利用開始によって、睡眠・勉強・テレビの時間が減っていることがわかります。

高校生にとってLINE・TwitterがSNS“2強”


高校生が書き込みをしていると答えたソーシャルメディアはLINE・Twitterの2つが圧倒的に多いということがわかりました。依存度「高」の高校生と「低」の高校生の間の書き込み率の差はLINEよりTwitterの方が大きいという結果も出ています。

「ソーシャルメディア上だけの友だち」と「依存度」


依存度「高」「中」「低」いずれのグループでもソーシャルメディアでよくやりとりする学校の友だちは14~15人程度という結果が出ています。これが「ソーシャルメディアでよくやりとりするソーシャルメディア上だけの友だち」になると、依存度「高」の高校生は93.1人、依存度「低」の高校生は8.0人と、大きな差があることがわかりました。

スマホ依存と言うとゲーム中毒が真っ先に連想されますが、「ソーシャルメディア上だけの友だち」とスマホ依存の関係も無視できない要素だと思われます。5月初めに起きたアルファツイッタラー炎上事件も、息子のフォロワー数が約4万5,000人・ツイート数が約24万5,000ツイートに達していることを保護者が把握しておらず、炎上事件によって初めて知ったケースです。
知らないうちにお子さんがソーシャルメディア上で、非常に大きな影響力を持つ有名人になっている可能性もあります。お子さんのスマホがどのように使われているか、気を配っておく必要があるのかもしれませんね。

総務省情報通信政策研究所、「高校生のスマートフォン・アプリ利用とネット依存傾向に関する調査」の速報を公開

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