snapchat

Snapchat、消えるのはうそだった…

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

by [2014年5月09日]

米連邦取引委員会(FTC)は8日、メッセージアプリ『Snapchat』がプライバシーポリシーで主張していた内容が事実と異なり、ユーザーを欺いていると、声明を発表。Snapchat画像や動画を1人から複数人宛てに送信ができ、送った画像や動画は1秒~10秒で自動的に消滅する機能を備えています。記録に残ると恥ずかしい変顔などを含んだやり取りを気軽に出来る事から、1日に3億5000万件(2013年9月時点)の画像や動画のやり取りがあるそうです。

▽関連記事:
日本以外の世界13ヵ国でカテゴリ1位!無料アプリ『SnapChat』人気の秘訣
若者離れが止まらないFacebookが嫉妬するサービス『Snapchat』

FTCは以下の苦情を申立てた:

  • (1)メッセージを送信する時の”消える”性質について、ユーザーを騙した。
  • (2)実際に収集している個人データ量、またそのデータの誤用と不正な開示から保護するべきセキュリティ対策について、ユーザーを騙した。
  • (3)動画を受信したユーザーは、デバイスをパソコンに繋げると、デバイスのファイル登録簿から動画のアクセスが可能。
  • (4)送信されたメッセージがスクリーンショットを撮られた場合は、送り主に通知されると誤って伝えた。(実際のところ、iOS7以前のアップル端末である場合には簡単な方法で通知を回避できる。)
  • (5)Snapchatが、データ収集の実行を誤って伝えた。(Snapchatは、位置情報のアクセスや追跡はしないとプライバシーポリシーに伝えていたが、Androidユーザーの情報を収集していた。)

プライバシーとセキュリティの保護に失敗


FTCによると、Snapchatが不正確に同アプリについて消費者に説明していたと主張。アプリ説明では、持続的に消えたコンテンツが「永遠に消える」かの様な表現をしているとのこと。実際のところ、サードパーティ製アプリを使ってSnapchatにログインが可能な上、受信したコンテンツは公式アプリでのみ削除されるため、利用者は画像や動画の閲覧から保存まで出来ると言う。セキュリティの専門家が企業にそのリスクの可能性について指摘したのにも関わらず、メッセージの送り主が受信者の閲覧時間を制御していると思わせていたと言う。これらサードパーティ製アプリは既に数百万回ダウンロードされたそうです。

また、Snapchatが昨年末に受けた、「Find Friends」(アドレス帳からSnapchatユーザーを検索する機能)が悪用されたセキュリティ侵害によって460万人以上のSnapchatのユーザー名と電話番号を含むデータベースがアタッカーに公開されました。FTCによると、Snapchatがセキュリティ措置を踏むと主張していたのにも関わらず、「Find Friends」のセキュリティ対策が施されなかったという。Snapchatは、ユーザーが登録時に設定する電話番号の認証を行っていなかったため、多数のユーザーが見知らぬ人にメッセージが送信されたと訴えていたそうです。これらユーザーは、自分の電話番号とは異なる番号を登録していた見知らぬユーザーに画像や動画を送信していたそうです。

FTCの会長Edith Ramirez氏は、以下を表明。

企業が消費者にサービスを売り込む時にプライバシーとセキュリティについて強調した場合、その約束を守ることが重要。

FTCの和解条件によって、Snapchatはユーザー情報のプライバシー、セキュリティ、または機密性を維持するにあたって不実表示する事を禁じる事を伝えました。また、同社は今後20年間、独立したプライバシー専門家によって監視される包括的なプライバシープログラムを実装する必要があります。

▼参考記事:
FTC

コメントは受け付けていません。

PageTopへ