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ロシア政府の検閲を拒否した開発者は高セキュリティメッセンジャー『Telegram』を手掛けていた

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by [2014年4月25日]

ロシア発祥で1億人以上のユーザーがいる人気SNS「VKontakte.com」(VK)。その創設者であるPavel Durov氏は4月21日、同サイトがロシア政府の検閲に従わない事を表明してから数日後、CEOの座を追われることになりました。
Durov氏は現在、12名の技術者を率いてロシアを脱出。現在は、一時的に中央ヨーロッパへ滞在しています。自身のFacebookページでは、「プロジェクトを開発する際、プライバシーや言論の自由を提供できる国を探している」と述べています。

Durov氏がVKで掲載した投稿の一部では、ロシア連邦保安庁(FSB)はVKにウクライナの反政府デモ組織「ユーロマイダン」のオーガナイザーらの個人情報開示を要請したが、ロシア法域はウクライナに適用できず、個人情報を提供する行為は違法であること、またサービスを信頼してきたウクライナ人を裏切ることになるとして、Durov氏はその要請を拒否しました。VKは今後、同社の投資者である国営石油会社CEOのIgor Sechin氏と、ロシアの無料電子メールサービスCEOのAlisher Usmanov氏に引き継がれると言います。米Business Insiderによると、両者は共にプーチン大統領と同盟しているそうです。

Durov氏は2013年8月に、技術者数人とDurov氏の兄と共に、セキュリティの高さで話題になったメッセージアプリ『Telegram』を開発しました。Telegramは、リリースから8カ月で登録ユーザーは世界で4000万人を超えたとされ、Facebookが2月に「WhatsApp」が買収した時期に、たった1日で490万ダウンロードを記録したのも記憶に新しいところです。

同氏は、Telegramを開発したメンバーと共に、新しくモバイルソーシャルネットワークを開発するそうです。そのプロジェクトを進めるための最適な場所探しのアイディアを現在募集中とのことです。

▼参考記事:
Durov, Out For Good From VK.com, Plans A Mobile Social Network Outside Russia
Putin Has Taken Control Of Russian Facebook

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