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キャンディ・クラッシュの開発元King、IPO

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by [2014年2月20日]

世界的ヒットパズルゲーム『Candy Crush』が誕生してから2年弱。その開発元である英King社は18日、新規株式公開(IPO)で最大5億ドル(約511億円)の調達計画をしているそうです。Candy Crushは2013年のiPhoneとiPadで最もダウンロード数が多い無料アプリ、FacebookでもZyngaを抑えて人気No.1(デイリーアクティブユーザー数が多い)のゲームとなりました。

Kingが提出した申請書類では、Candy Crushに関する以下の情報が公開されました。

  • 2013年第4四半期の売上は4億5000万ドル(約460億円)。会社全体の売上の78%をCandy Crushが占めた。
  • デイリーアクティブユーザーは平均で9300万人。
  • 1日で10億回のプレイ数を記録。

Kingは過去10年間で、180個以上のゲームを提供している中、同社の総売上の95%を占めるゲームは「Candy Crush Saga」、「Pet Rescue Saga」と「Farm Heroes Saga」の3タイトルに留まるそうです。同社の課題として、ユーザーが引き続きゲームをプレイし、アプリ内課金をするために、新しいゲームの開発と既存のゲームを強化する必要があると伝えています。なお、Kingの売上は2013年第3四半期の6億2100万ドル(約635億円)から6億200万ドル(約615億円)と少し減り、競争が激化するモバイルとPC市場でKingがどう成長するかが見どころとなります。

2013年第4四半期の売上

Kingは事業の拡大として、従業員数を144名(2011年12月31日)から665名(2013年12月31日)に増やし、2011年10月から新しく5つのゲームスタジオをヨーロッパに開いたそうです。更なる投資を今後も予定しているため、収益性は過去四半期より減るリスクが指摘されています。

Kingは2013年に、約5億6800万ドル(約580億円)の収益があったそうです。調査会社GartnerのアナリストであるBrian Blau氏は、「IPOが成功した場合は多額な資金を調達し、事業の長期成長に繋がる」と伝えています。また、これら資金は将来的にマーケティングやゲーム開発での運用費用、さらにはM&Aにも期待できそうです。

※2月19日の為替レート、1ドル:約102.24円(Yahoo!ファイナンス)

▼参考記事:
SEC
‘Candy Crush’ Is Bigger Than Twitter, But Probably Not For Long

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