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ソシャゲユーザーは運営に対抗する“武器”を得てしまった?ドラクエ・黒ウィズ返金騒動

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by [2014年2月07日]


スクウェア・エニックスがリリースしたスマホゲーム『ドラクエモンスターズ スーパーライト』で返金騒動が起こっています。一回500円の課金レアガチャ「まほうの地図ふくびき」で全然レアが出ないことに、ユーザーが反感を持ってしまったことが引き金になりました。返金騒動は「黒猫のウィズ」「ガンダムコンクエスト」など他のスマホゲームにまで飛び火しています。

デベロッパの弱点「返金システム」

Appleとデベロッパが結ぶ契約では、AppStoreで売れた金額の30%がAppleの手数料となっています。しかしユーザーがAppStoreで購入したアプリケーションを90日以内に”返品”した場合、デベロッパはAppleに売り上げの100%を返金しなければならないのです。

たとえばiPhoneユーザーが500円のガチャを10回引く操作を行い、その後Appleに対して返金請求を行ったとします。

返金請求がAppleに認められた場合
デベロッパ:マイナス1,500円
ユーザー:プラマイ0円
Apple:プラス1,500円

返金請求がAppleに認められなかった場合
デベロッパ:プラス3,500円
ユーザー:マイナス5,000円
Apple:プラス1,500円

Appleは「アプリケーションをダウンロードしてから90日以内にそのアプリケーションのライセンスをキャンセルしたい」場合と、「アプリケーションがその仕様または保証条項に合致していないか、または関連する法律に違反している」場合、返金請求を認めるとしています。この条件を満たした売上が一斉に返金請求された場合、売上規模が大きいデベロッパほど洒落にならないレベルでの損害を受けることになります。

最も強い立場なのは誰?

2ちゃんねるのゲームスレッドには返金請求手順のまとめや、返金に成功したことを示す証拠のキャプチャ画像がアップロードされたりしています。
返金という方法がユーザーに知られてしまった以上、デベロッパはユーザーに返金請求されないよう、ユーザーはデベロッパにアカウントを削除されないよう、駆け引きを行うことになるのでしょう。しかし駆け引きの勝敗がどうなろうと、AppleやGoogleの懐は痛みません。

▼参考リンク
『ドラクエモンスターズ スーパーライト』のガチャは何がいけなかったのか?
「DQMスーパーライト」の返金騒動が飛び火 「黒猫のウィズ」「ガンダムコンクエスト」でも返金求める動き
AppleのiPhoneアプリケーションの返金制度はデベロッパを破産させる

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