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悪影響だけではない? スマホとうまくやっている業界を探せ!

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by [2014年2月07日]


スマホ元年と呼ばれる2010年からもう既に4年が経ちました。新聞や従来型のゲームの業績が悪化していった背景には、スマホがあるということがよく叫ばれています。さらにはGoogle Mapがあるがゆえにカーナビ用品も売れなくなるなど、様々なアプリを有するスマホが結果的に既存のサービスに侵食し始めています。スマホのせいで向かい風にさらされている業界ががあるならば、逆にスマホが背中を押している業界もあるのでは?ということで、今回は近年伸びている業界を取り上げ、スマホとの関連性について考察していきたいと思います。

最もスマホと共存できてる業界は通販か?

伸び率は+2.5%とそこそこですが、最も注目したい業界は通販業界。一口に通販と言っても、通販に関するアプリはアスクル、ニッセンなどの大手通販会社によるアプリ系、そこに真っ向から対立するかのごとく存在する覇者Amazon、どちらかといえば両者をサポートするかのような価格.comなどの口コミ系…と各社立ち居地も様々です。
スマホやインターネットが普及し始める前から存在した通販会社は現在、いかにスマホを使ってユーザーに商品に対してアプローチさせるかにしのぎを削っています。流れに乗って上手くスマホと共存できている業界と言えますね。

その他業界のピックアップ

通販以外の伸び率が上昇している業界も取り上げてみたいと思います。取り上げる業界は以下の通り。
・寿司   過去5年の伸び率:+5.7%
・アパレル 過去5年の伸び率:+2.2%
・コンビニ 過去5年の伸び率:+1.9%

ゲーム(-9.1%)や印刷(-2.0%)が落ち込む中、寿司、アパレル、コンビニは上昇しています。それぞれの上昇の裏にも、スマホが絡んでいるのではないでしょうか?

・寿司
→ 飲食関連のカテゴリの中で、なぜか最も伸び率の高い寿司。食べログやソーシャルグルメサービスの普及により、以前は見えにくかった寿司屋の情報に触れられるようになり新規ユーザーが増えたとも考えられます。
またこの間の好調さが目立つ大手回転寿司チェーン各社は公式アプリもリリースしています。
くら寿司
Phonex Communications Inc.
Google Playでダウンロード(無料)
App Storeでダウンロード(無料)

スシロー
株式会社あきんどスシロー
Google Playでダウンロード(無料)
App Storeでダウンロード(無料)

・アパレル
→ ファストファッションという文化を表す国内ブランド、ユニクロ。ユニクロ公式アプリはApp Storeカタログカテゴリ内で現在4位。スマホアプリが上手くブランドの促進を進めている可能性も。他アパレル商品にしても、フリマアプリが衣服の流通を促進し、さらにネットショップが衣服の購買を促している効果があるとも考えられます。
ファッション系のアプリはカテゴリを作るといくつかの系統に分けることができます。

*カタログ系
UNIQLO、しまむら、無印良品、H&M、ZOZOTOWN

*スナップ集めました系
ファッションコーディネート WEARSTAFF × SNAP、Pose、Style And the City

*自分のクローゼット管理できます系
myクローゼット/着回し・コーディネートのファッション管理、Cloth、自撮女子、FUKULOG

などなど…以上に挙げたアプリはすべてApp Storeで確認できたものなので、Google Playで確認できるものを含めればさらに数は増えるでしょう。
さらにはスマホは関係ない部分になりますが、業績の向上の裏には続々と参入している海外のファストファッションの影響もあるかもしれません。

・コンビニ 
→ wi-fi環境を揃えた大手三社。携帯使用料の支払いや、iTunesコードの販売などスマホユーザーにとって便利な環境になりつつあるコンビニ。カフェと並んでスマホと共存できている空間と言えるのではないでしょうか。

スマホによってユーザーが流し込まれる環境orスマホに適応できる環境

以上の考察をまとめていくと、以下のことが挙げられます。

・スマホによる情報によってユーザーがサービスへと流し込まれている(amazon、食べログ、カタログアプリなどを介して)
・wi-fi環境を整える、スマホに関連する商品を販売するなどにしてスマホユーザーに寄る

既存の情報をスマホに奪われて困るのではなく、逆にスマホの発信する情報を上手く活用してユーザーを流し込んだり、スマホに合った環境を構築していくことがスマホと上手く共存していく秘訣なのでしょうか。
今後ともますますスマホは既存のサービス領域を侵食していくでしょう。その際に真っ向からスマホに挑むのではなく、少し角度を変えた視点からサービスを展開していくことが鍵となりそうですね。

参考:ジャンル別業界一覧

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