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Amazonペイメント事業参入か?

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by [2014年1月30日]

米The Wall Street Journalは、AmazonがKindleを利用したペイメントサービスを小売業に提供する可能性を報じました。一説によると、同社が販売しているタブレット『Kindle』とクレジットカード読み取り機を店頭に設置する事でペイメントの簡易化を行うそうです。このプロジェクトに取り掛かるため、去年Amazonは必要なテクノロジーを買収し、クラウドベースの携帯支払いプラットフォームを提供している米GoPago Inc.から技術者を数人雇いました。

画像引用:Amazon.com

激化するペイメント業界

現在普及している伝統的なペイメントシステムVeriFone System Inc.や、クレジットカードリーダーをスマートフォンやタブレットに取り付ける事でペイメントを簡易化するSquare Inc.,クレジットカードを1枚にまとめてくれるスタートアップ企業Coinなど様々な企業がひしめきあっています。また、EBay Inc.に吸収されたPaypalも独自のクレジットカードスワイプ機器を開発し、参入に備えています。大手小売店は独自の複雑な決済システムを導入しているケースが多く、Amazonは規模が小さめの小売店をターゲットにするそうです。

Amazonの強みと弱み

Amazonは、2億3000万人以上のクレジットカード情報を保有しており、Paypalが保持している1億4260万人の個人情報を遥かに上回ります。店頭でKindleによるペイメントが可能になった場合、消費者(Amazonにアカウントを持っている人)はキャッシュやクレジットカードを持ち歩く必要がなくなるかもしれません。しかし一方で同社は、ペイメント事業の経験がなく、小売店が顧客情報を共有してくれるかは不明です。小売店の信頼を勝ち取る事が必須であるAmazonは、同社が展開するE-commerceサイト『Amazon.com』で値引きセールや、広告掲示などを許可するなど、小売店にとって魅力的な取引を行う考えです。

9割以上の消費がオンラインではなく、実際の店頭によって行われているそうです。E-commerceで着実に売り上げを伸ばしているAmazonですが、オンライン以上の消費が行われている実際の店舗にKindleを導入し、SquareやPaypalなどの強敵でひしめくこの業界に一枚噛む事はできるのでしょうか。

▼参考記事はコチラ
Amazon to Offer Kindle Checkout System to Physical Retailers

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