「Goodsie(グッジー)」

2014年の大本命!インスタントECとフリマアプリとは?

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by [2014年1月15日]

去る2013年10月、ヤフオクでの出品が無料になったことが話題になりました。それまでは何かをオークションに出品するだけでも有料のアカウントが必要でしたが、無料のYahoo! JAPAN IDを持っているだけで出品が可能となりました。消費者と消費者との商業的やり取り、いわゆるC2C EC環境が整いつつある近年。勢いが増しているのはヤフオクのみではありません。今回は、ともすればレッドオーシャン化することが危惧されながらも、大きな期待を背負って各所で産声を上げつつあるC2Cサービスをそれぞれ比較しながら、考察していきたいと思います。

フリマ系とインスタントEC系はユーザー層がかぶらないのか?

まず両者の定義を考えてみる
現在のC2C市場のトレンドを表す2つのキーワード、「インスタントEC」と「フリマアプリ」。どちらも消費者が自分の商品を消費者に販売するという点では共通していますが、両者には違いもあります。これはあくまで筆者の見解ですが、フリマアプリは「他人の商品を誰かに売る」ことが目的、一方でインスタントECは「自分の店をオンライン上に持つ」ことが目的としているように思えます。他人の商品を売るのか、自分の商品を売るのかが決定的な違いとなるのではないでしょうか。

出品から取引までを最短距離で結ぶフリマアプリ

ショッピーズ

フリマアプリのユーザーは若い女性が多いとされていて、各フリマアプリは比較的安価な衣類が並ぶようです。フリマアプリが女性の間で流行った理由として、ターゲットにされた女性たちは、ヤフオクなどオークションのシステムに対してとっつきにくいイメージを抱いていたことが考えられます。以下は女性向けフリマアプリ『ショッピーズ』の説明文の引用です。

【アプリの特徴】
フリマ(フリーマーケット)への出品が超カンタンに!カメラで撮ってすぐ出品!
売りたい値段を自分で決められるから、ヤフオク(オークション)は難しそうだという女の子でも安心&カンタン!
画像表示が速い!欲しい商品がサクサク探せる!
画像表示の切り替えがすぐできて、一度にたくさんの商品が見れる!
「オススメ」であなたに合った商品をチェック!検索をすればするほど、あなた好みの商品がでてくる!
(ショッピーズiPhoneアプリ説明文より)]

確かに筆者自身ヤフオクに関しては全く初心者ですが、難しいイメージがあります。というのも、もし自分が買い手の場合どれくらいの値段で落札ボタンを押せばいいかわからないし、売り手の場合どれほどの値段を最初の時点で付けていいのかわからないのです。手軽に売りたいもしくは買いたいだけなのに、オークションにはちょっとしたテクニックが必要なような気がして敬遠してしまう、というのはうなずけます。
以上のことから、ユーザーは「シンプルな方法で売る」ことを重視していることがわかります。

世界感重視のインスタントEC

Goodsie(グッジー)

一方でインスタントECユーザーの目的は、「オンライン上に自分の店を持つ」ことが目的なので、「いかにシンプルに自分の商品をよく見せるか」が重視されるようです。以下にアメリカではすでに話題、最近日本にも上陸したインスタントECサービス「Goodsie(グッジー)」の説明文を引用しました。

これまでにない直感的で自由なオンラインショップ制作
コーディングが必要な、専門的ECで挫折した人も。
テンプレートだけの、インスタントECで満足できない人も。
Goodsieのリアルタイムデザインシステムは、
必要なコンテンツを必要な場所にドラッグするだけ。
コーディングのスキルなしに、自由自在にデザイン調整もできます。
(Goodsie公式ホームページより)

フリマアプリも、インスタントECも、どちらも操作に対してシンプルさが重視されるのは間違いないようです。しかしユーザーの目的に対する違いから、それぞれ商品の売り方と見せ方、どちらに重きをおくべきなのかに違いが生じています。

LINE MALLは新しい地平を拓くことができるか?

以上に紹介した2つのケースを見ると、シンプルなプラットフォーム、カスタマイズしやすいデザイン、わかりやすいプロセスなど、従来のスマホ向けECサービスは売る側に視線が向けられていました。そんな中2013年12月にサービスが開始されたのがLINE株式会社がECサービス「LINE MALL」

LINE MALL

日経新聞のインタビューにて、LINE株式会社の森川社長はLINE MALLに関して以下のような発言をしています。

「僕らが目指しているのはコミュニケーションとECを結びつけたようなサービス。売りは、すてきな商品、そしてそれらを販売する人との出会いを通じて、共感や感動体験でより深くつながっていくような、スマートフォンらしい新しいショッピング体験です
(中略)
我々のサービス投入はちょうど新しい市場が盛り上がってきたタイミングであり、決して早いわけではない。あとから出すからには一番いいサービスを出さなければいけない。ただ、機能が多ければいいサービスなのかというと違うところもあって、使いやすさや本当に欲しい商品があるかどうかが重要。誰でもすんなりと入りやすいサービスを目指します」

商品の母数を考えた場合、店舗数で負けない大手ECサービスのヤフオク・楽天。手軽に昔買った服を売りたくなった場合、フリマアプリ。自分で作った商品を多くの人に売りたい、オリジナル感あるお店を持ちたい場合、インスタントEC。などのようにすでにECサービスはいくつかのカテゴリに分けることができ、そのカテゴリの中にもいくつものサービスが存在します。2013年内にすでにここまでEC市場は成熟した状態となりました。そんな中、2013年末にLINE MALLは投下されました。
新品も中古も、企業も個人も、洋服からおもちゃまで、既存のECサービスをすべてごちゃ混ぜにしたかのように見えるLINE MALL。現時点ではAndroid版のみのリリースとなっており、グランドオープンに向けてプレオープン中なのでまだ全貌はわかりませんが、森川社長の言葉からは何か強みがあるように感じられます。
LINE MALLは以上にあげた3つのカテゴリのほかに、4つ目のカテゴリを作ることになるのか?2014年中に5つ目、6つ目はできるのか?依然として今後のEC市場に注目です。

参考;
ショッピーズ 女の子支持率No.1のフリマサイト ファッションアイテムやブランド品をショッピング。コーデの幅を広げちゃおう!クローゼットの服を出品してお小遣い稼ぎも!
Vimeoの元バイスプレジデントが創立した次世代ECサイトビルダー「Goodsie(グッジー)」が日本上陸
ベール脱いだLINE MALL スマホECの本命へ

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