2013-09-11_13h20_30

ソシャゲと異なる一貫したユーザー目線!パズドラがヒットした理由を運営方法から探ってみた

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

by [2013年10月16日]

前々回はリリース後すぐの2012年2月22日~6月30日、前回はパズドラが世間へと急激に浸透していった2012年7月1日~12月31日と、それぞれ期間を区切って、「運営方法」からパズドラがヒットした理由を見ていきました。そして、ガンホーの「ユーザー目線運営」と「プロモーション活動とゲームのバランス」によって、パズドラがヒットの階段を登っていったことがわかりました。
▼詳細記事
実は170円の有料アプリだった?パズドラがヒットした理由をガンホーの運営方法から探ってみた
CMだけじゃなかった!パズドラがヒットした理由を2012年後半の運営方法から探ってみた

今回も引き続き、2013年1月1日~6月30日の6ヶ月間を切り取って、ガンホーの運営方法を分析していきたいと思います。この時期は、今年の12月に発売されるニンテンドー3DS用ソフト「パズドラZ」も発表するなど、パズドラの次の可能性を示すような多くの企画を提案していきました。では早速見ていきましょう。

パズドラを「ソシャゲ」だけでは終わらせない!

*「パズドラ究極攻略ニコ生」
2013年1月24日、AppBankによって「パズドラ究極攻略ニコ生」が開始されました。第1回目は、「パズドラ 究極攻略!生放送~ゲリラダンジョン「女神降臨!」に挑戦~」と題し、同日初実装された「女神降臨!」が公開されるのと同時にダンジョン攻略を生中継する、というものでした。そして2013年2月18日に行われた第2回では、番組内でAppBankの「マックスむらい」氏が「地獄級」をノーコンティニュークリアしたことを記念して魔法石5個がユーザーに配布されました。この第2回目の放送以来、この魔法石は、以前紹介したゲーム不具合による「詫び石」のようにユーザーにとって非常に大きなイベントとなっています。
その後も、降臨ダンジョンを攻略する生放送を不定期で行っていましたが、2013年3月18日から毎週月曜日(19:00~20:00)にレギュラー放送化することが決定します。「パズドラ究極攻略ニコ生」は、現在も行われており、降臨ダンジョンの攻略法だけでなく、視聴者からのイラストやパズドラプライズの紹介や新情報の公開なども放送されています。

しかし、前述した「マックスむらい」氏が2013年10月20日に行われる「ベルゼブブ降臨!」をもって降臨イベントを引退する旨の動画を公開しました。
今後どうなっていくのか…「マックスむらい」氏の動向に目が離せません。

▲マックスむらい氏が降臨イベントの引退を示唆した「ベルゼブブ降臨!予告」動画

*「パズドラチャレンジ」
2013年4月15日、パズドラ初のスピンアウトアプリ『パズドラチャレンジ(パズチャレ)』がApp StoreとGoogle Playで配信されました。このアプリは、「タイムアタック」がメインになっている、パズドラのミニゲームです。ダンジョン突破までのタイム、コンボ数そしてターン数がこのゲームの大きなポイントとなっています。
こちらのアプリは、後述する「パズドラ感謝祭2013」内で行われる「第1回パズドラジャパンカップ」で使用されるアプリとして配信されました。
パズチャレは、本家パズドラとは違いスタミナを使わず、また非通信で遊ぶことが出来ます。そのため、ユーザーはパズドラのスタミナ回復待ちに気軽に遊ぶことが出来ました。

現在(2013年10月11日)、残念ながら配信が停止され、ダウンロードすることができない状態になっています。ただ、新しい要素を追加したものを再配信するとのことなので期待しましょう!

*「パズドラ感謝祭2013」
2013年4月29日、「パズドラファン感謝祭2013」が東京ドームシティで開催されました。また、同じ会場では、ガンホーのオンラインゲーム「ラグナロクオンライン」の感謝祭も行われました。この2つの合計来場者は、なんと25,000人を突破したとのこと!さらに、この「パズドラ感謝祭2013」はニコニコ生放送でも行われ、総来場者数は約280,000人を超えていました!
そんな大盛況となった「パズドラ感謝祭2013」では、様々なイベントが行われました。特に、前述した「第一回パズドラジャパンカップ」はもちろんのこと、「パズドラゲスト対決」は、ユーザー全員に配布される魔法石をかけた戦いとあってかなり白熱していたようでした。

パズドラは、ユーザー同士で競ったりトレードすることがないゲームであるだけに、こうした「パズドラファン」とのリアルな交流というのは、SNSで繋がっていなければなかなか無かったはず。これまで、○○万ダウンロード突破!という数だけでなんとなく把握していたユーザー数を、今回の感謝祭で「パズドラは、これだけ多くの人に愛されていたんだな」とユーザーもそして運営側も改めて実感出来たのではないでしょうか。

*ニンテンドー3DS「パズドラZ」

ガンホーは遂に、パズドラをニンテンドー3DSゲームとして発売することにします。2013年4月15日にニンテンドー3DS「パズドラZ」の発売を発表し、2013年12月12日に発売されることが決定しました。

▲「パズドラZ」のCM 「冒険が始まる」篇 30秒ver.

「パズドラZ」は、パズドラのゲーム性はそのままに、より奥深い世界観でダンジョンを冒険していくパズルRPGとなっているようです。そして、テレビ東京「おはスタ」にてこの「パズドラZ」のコーナー展開が決定!10月3日から毎週木曜日に、最新情報などが放送されています。

パズドラがまさか、スマホから飛び出すとは…!課金せずに楽しめるので、その点に関しては安心に遊べますね。

パズドラ無料アプリランキングの推移

2012/02/22~2013/10/11までのiTunes無料アプリランキング推移(QuerySeeker)

こちらは前回と同様、コンテンツ分析ツール『QuerySeeker』を利用して、2013/02/22~2013/10/11までのiTunes無料アプリランキングにおけるパズドラの推移を表したグラフです。今回は、2013年1月1日~6月30日の6ヶ月を切り取って、分析してみましたが、パズドラを「ソシャゲ」の枠にとらわれないよう、様々な方向に展開しているのがわかりました。その間も、本家パズドラのランキングはブレず、伸び続けています。さすがガンホー!という感じですね!

「パズチャレ」「パズドラZ」…パズドラの進化は止まらない?

ここまで見てきて感じるのは、ガンホーがパズドラを「ソシャゲ」の枠にはめずに、進化させようとしている点でしょうか。1つのゲームをここまで成長させられるというのは、ゲーム内容や応援するユーザー数はもちろんですが、やはりガンホーの運営も大きなカギを握っていると思います。

これまで見てきたように、ガンホーの運営の仕方は非常に堅実なやり方であるように思います。始めから派手なプロモーション展開をするのではなく、ゲーム内容の充実に重点をおいたこと。ユーザー数がある程度落ち着いてきてから、それまで準備してきたプロモーション活動を一気に展開させたこと。そして、パズドラを大ヒットに導き、さらなる飛躍の場として「ソシャゲ」から飛び出し、派生アプリやニンテンドー3DSへと触手を伸ばしたこと。このようにホップ・ステップ・ジャンプ、と1つ1つの階段を確実に踏んで成長していっています。
こうして準備を着々と進めながら、ステップを踏んでいく、という堅実さがパズドラが進化していく、成長していく理由なのではないかと思いました。

▼参考リンク
QuerySeeker
パズドラ公式HP
パズドラZ公式HP
パズドラファン感謝祭2013公式HP
パズドラ究極攻略ニコ生!
【パズドラ情報】ヴァルキリーが主役の新ゲリラダンジョン「女神降臨」がやってくるぞ!
【パズドラ】降臨が2つでマックスむらいが引退動画?!モンスターBOX1000!山本Pニコ生発表まとめ!
「パズドラ感謝祭2013」公式HP
パズドラのスピンアウトアプリ『パズチャレ』がリリース!大会目指してパズル力を磨こう
パズドラ感謝祭、RO感謝祭で合計25000人が来場
あの『パズドラ』の3DS版が発売決定!その名も『パズドラZ』

コメントは受け付けていません。

PageTopへ