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【AID勉強会】継続率・課金額が倍に!ユーザーをもてなす新発想のプロモーション「事前予約」とは

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by [2013年9月18日]

8月29日、ライヴエイド株式会社が主催する勉強会が行われました。テーマは「無料アプリの開発とDL増加」
今回は、先日配信した講演の第一部、第二部に続き、株式会社アドウェイズの西村彰洋氏によるアプリリリース前にユーザーにアプローチする施策「事前予約」とは?をご紹介します。

株式会社アドウェイズについて

アドウェイズは、現在広告関係のことをメインにやっている会社です。AppDriverというリワードのサービスや、ShotAppというクロスプロモーション(相互送客)のサービスを運営しています。また、Partytrackというトラッキングツールを開発し、それを用いた広告代理店の機能もあります。Partytrackはブラウザの立ち上げなしで広告効果の計測ができるというのが一つのウリになっています。
あと、アプリも作っています。2011年春頃に『カイブツクロニクル』というアプリがトップセールスで1位になりました。あとはソシャゲーだけではなく、カジュアルゲームとか、ツール系のアプリを作っていたりします。

自己紹介


2010年にアドウェイズに入社して、主にAppDriverというリワードの広告を売ってきました。2年位やっていると、スマートフォンのアプリのマーケティングの、ここはちょっとどうなのかなあと感じてくるところがあり、現在はそれを元に新しいサービスの企画をやっています。

アプリの事前予約ができる「予約トップ10」とは?


「予約トップ10」では、リリース前のアプリを紹介しています。ユーザーが気に入ったアプリがあれば、その場ですぐに予約ができ、予約したアプリがリリースされるとプッシュ通知やメールで通知します。ユーザーさんからすれば、気になるアプリがリリース前に見つけられて、それがリリースされるとすぐに教えてくれるというサービスです。
今は、Androidの方はアプリとウェブに対応していて、iOSの方はウェブに対応しています。基本的には全デバイスに対応していこうと思っていたのでアプリ、スマホのウェブ、PCのウェブに対応しています。

なぜ事前予約が必要なのか

例えば、新作の映画はだいたい公開前に知っていますよね?テレビCMなどで紹介されていますよね。本なども同じようにテレビCMだったり、お店にポスターが貼ってあったりして知ります。エンタメ系のコンテンツは大体、リリース前に事前に告知をして少しでも興味を持ってもらうということをしていると思うんです。しかし、スマートフォンのアプリはそういうことをやっていない。
業界が違うので一概に比較をすることはできませんが、スマートフォンのアプリもリリース前に知りたいユーザーさんがいるだろうと考えています。


これはちょっと現実的な話ですが、特にゲーム、エンタメ系のコンテンツってどうしても消耗していくということがあって、もちろん例外もありますが、一般的にはリリースから時間が経てば経つほどダウンロードされにくいという傾向があるんですね。
上図は実際に広告出稿した場合に、リリースから時間が経つにつれて、どういう風に獲得価格が変わってくるのかと、ユーザーの質が変わってくるかを図にしているものです。
リリース時は反応が良くて、ユーザーの質もアクティブなものですが、それがだんだん悪化していきます。2010年~2011年ずっとマーケティングに携わってきましたが、特にゲームは顕著で、半年くらいするとやることがなくなってくる。広告効果も悪いんだけど、やることがないので一般的な広告に流すしかないというか。

リリースしてから時間が経てばたつほど広告効果も悪くなってくるし、ユーザーの質も取りにくくなってくるんだけど、それに対してなにも対策を打ってないということに課題を感じていました。そこでリリース前にユーザーさんにアプリを紹介したらどうかという発想に至っています。すごいシンプルな話なんですけれども、好きなものはなるべく早く欲しいという欲求があります。それに応えてあげたほうがいいなと考えました。

個人的な考え方なんですけれども、事前予約というのは潜在的なユーザーさんへのおもてなしだと思っています。例えばリリース後に知っていたらいわゆる平均的なユーザーさんだったのが、リリース前に知って、事前予約をして、期待をしてワクワクしてリリースまで待つという経験をすることで、よりアクティブにそのアプリで遊ぶようになると思っています。実際にあとでデータを開示するんですけど、そういうデータも取れています。

「予約トップ10」が狙うポジション


リリース前のアプリの事前予約ストアになっていきたいと思っています。
例えばiOSのアプリをダウンロードするときはApp Storeを使い、AndroidのアプリはGoogle Playを使います。ダウンロードするストアをFirst Storeとすれば、リリース前の領域、事前予約をするストアをSecond Storeと定義しています。僕らが勝手に定義しているだけですが、そこのポジションを取って行きたいと思ってサービスを運営しています。

事前予約でユーザーの継続率、課金額が2倍に

事前予約した人がそのあとどのくらいダウンロードするんですか、というところがアプリの開発者さんは気になるところだと思います。アプリによって多少上下しますが、平均すると約半分が事前予約からダウンロードに結びついています。

この数値は僕らが最初想定していた数値より高い数値でした。今「予約トップ10」を使っている方は結構コアなユーザーさんです。朝の5時にリリースされたアプリがあり、朝の5時に通知を送るのはさすがに…と考え10時に通知しようとしていたら、「リリースされてるんですけどなんで通知がこないんですか」という問い合わせが来ました。そういうユーザーさんがいるくらいなので、事前予約した人がダウンロードに結びつくパーセンテージは非常に高いものになっていると思います。

予約される件数に関しては、正直アプリによって全然違うかなと思うんですが、必ずしもゲームじゃなきゃだめということはありません。例えばアプリ紹介系のアプリなんかは3000人強が予約していますし、ぼくらとしてもゲームに特化していくというつもりはなくて、いろんなアプリの事前予約を受け付けたいなと思っています。


これが予約した人と予約してない人のその後の違いというデータです。弊社のPartytrackというトラッキングのツールを使って計測したんですが、上がリリースしたあとに自然流入してきたユーザーさんで、下が事前予約してたユーザーさんです。

結構数値が顕著に違っていて、ほぼ2倍の違いが出ています。この数字自体はアプリによって違うと思いますが、例えば7日目になると、自然流入だと約10%、事前予約だと20%の継続率です。自然流入を1とすると、事前予約がその2倍になっているという率のところはある程度どのアプリにも当てはまるかなと思います。
ちなみに、これは特別に良い事例を持ってきたというわけではないです。ソーシャルゲームのアプリですけど、売上で言うとセールスランクで300位前後のアプリです。


このデータもソーシャルゲームなんですけど、事前予約した人、自然流入の人の課金額の違いです。ARPDAUはその日に起動したユニークユーザーさんの1日の平均の課金額のことで、例えば事前予約者は1日平均103円課金していますが、この日のDAU(アクティブユーザー)が仮に10,000人ならば、日売上は103万円になります。そういう指標です。この額自体もアプリによって違うかなと思うんですけれども、自然流入者の49円に対して、事前予約者103円と、より多くの課金が発生しているというところがポイントです。

「予約トップ10」無償キャンペーンについて

現在、開発者のみなさんに無償で「予約トップ10」の事前予約機能を提供するキャンペーンをやっています。
少し制限はありますが、無償で1000件まで事前予約を受け付けて頂けます。今回セミナーを主催されているAIDさんと一緒にやらさせていただいているキャンペーンもあります。AIDをメディアとして導入していただいているアプリは上限を2000件まで引き上げますというキャンペーンです。

「事前予約」を広めていきたい

なぜ無償でキャンペーンを行うのかといいますと、事前予約がもっと広まっていくことが必要だと思っているからです。いつまでもリワード広告でランキング上げてダウンロードを取るというのは、広告としては効果が高くていいとは思うんですけど、ユーザーさんからしたときにそれは本質的なのかという点で疑問が残ります。業界的にもっと違う形でユーザーさんに新しいアプリを届けていく仕組みが必要じゃないかなと思っていて、その一つが事前予約だと思っています。

個人でアプリを作られている方にも使っていただきたいです。事前予約の機能は無償で提供させていただきますので、広告費をつかってプロモーションしているアプリじゃなくても、予算を組んでいないアプリでも、そのアプリが欲しいユーザーさんはいます。そういうアプリをちゃんと広めていけるような場所でもありたいと思っているので、無償でのキャンペーンをやっています。期限もありませんのでずっと無償で使っていただけます。もしこれから新作のアプリを出しますという方がいれば、オンラインで管理画面からそのまま入稿していただけるようになっていますので、ぜひ使っていただければと思います。

以上になります。
ありがとうございました。

AID勉強会
AID(エイド)|Android/iPhoneのアプリ向け全面型アドネットワーク広告
「無料で新作アプリが予約できる-予約トップ10-」一部無償キャンペーン

講演第一部:【AID勉強会】アプリ開発を効率化するクラウドサービス「BaaS」で開発・運用コストを削減

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