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【パズ充の実態:第1回】ヒットの理由はここにある!パズドラ伝道師ガイモンのパズドラ論

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by [2013年8月13日]

パスドラ、パズドラって世間では騒がれてますけど、ぶっちゃけパズドラやってみたけど何が面白いのかわからないまま放置状態の人や、みんながやってるから逆に今更やる気になれない…という人も多いんじゃないですか?
そこで今回は、Twitterのフォロワー3万人、パズドラ感謝祭にもゲスト出演したという、パズドラ界の有名人「ガイモン」氏に、パズドラー目線でそのヒットの秘訣である面白さや、パズドラー同士じゃないとわからない「パズドラあるある」話など、パズ充(パズドラでリア充してる人)の実態を垣間見られるような記事を4回にわけて連載していきます。題して、【パズ充の実態】。

そんな【パズ充の実態】、第1回目は、パズドラのヒットの要因について、いきなりですが、ちょっと真面目に語ってもらうことにしましょう。

パズドラーのガイモンです!初めましての方も、そうでない方もこんにちは。ガイモン(@gaimoooon)と申します。毎日パズドラの最新ゲリライベント情報をTwitterで流してるので多くの方に勘違いされていましたが、僕はBotじゃなく人間です(笑)
1ユーザーとしてパズドラを楽しみつつ、収集した情報をTwitterなどを通して発信し、攻略情報として自身のサイトで紹介しています。全4回という短い期間ではございますが、パズドラの魅力を余すところなくご紹介できればと思っています。

まず第1回目として「パズドラ大ヒットの要因」をユーザー目線でひも解いていきたいと思います。

ソーシャルゲームに魅力を感じなかった私が
パズドラにはハマった理由

私がパズドラを始めたのは1年と3ヶ月前までさかのぼります。友人がTwitterでパズドラについてつぶやいていたのが気になり、暇を持て余した際にダウンロードしてみた、という流れでした。

基本的に私はほとんどゲームをしません。学生時代にファミコン・スーパーファミコン・プレイステーションなどで人気のあったゲームをかじる程度でした。
社会人になりパズドラを始めるまではゲームは一切やっていなかったといっても良いくらいで、ことソーシャルゲームに関しては少し引いた目で見ていたくらいです。

ソーシャルゲームに関して否定的な事を書きましたが、何もせずにそう思ったわけではありません。IT関係の仕事柄、モバイルコンテンツの市場調査がてらいくつかの有名タイトルを始めたことがありますが、ハマることはありませんでした。

当時、私がソーシャルゲームに対して抱いていた印象は「時間が来たらポチポチしてまた時間を待つ」。“合間に遊べる”ということは忙しい現代人にとって魅力的なものかもしれません。しかし、私にとっては単調な“作業”に感じてしまい、足が遠のいてしまいました。

では、なぜパズドラはそう感じなかったのか。

パズドラの基本的な概念は時間によって回復する“スタミナ”を使ってミッションをクリアする。というものであり、他のソーシャルゲームと同じだと思います。
しかし、ミッションをクリアするために必要なのはポチポチとタップ(クリック)するだけではなく、“パズル”という全く新しい要素が入った事でゲームとして楽しめるようになりました。
「いかに多くのコンボを作るかということを考えながらプレイする」それが私の中で”作業ゲー”にならなかった大きな要因です。

また、その他にも様々な要素が盛り込まれていることも大きな要因でした。

パズドラには現在700を超えるモンスターがおり、それぞれのモンスターは特徴が違います。これらのモンスターを集めることは楽しみの一つになります。

そして、ゲーム内には様々な特徴を持ったダンジョンがあり、攻略方法は無限に広がっています。ダンジョンをいかに効率よく攻略するかを考えると、数多くの種類のモンスターを育て、最適なパーティを試行錯誤を繰り返しながらブラッシュアップしていく必要があります。パーティの考察はパズドラにおいて非常に重要な楽しみの一つです。

さらに、モンスターの育成にもモンスター自体のレベルだけではなく、スキルと呼ばれる特殊能力のレベル上げや、本来のステータスとは別にモンスターのステータスを個別に強化することができる“プラス”という概念があります。
モンスターの育成および強化は前述したパーティ考察に直結しており、強化したモンスターでどんなパーティを組み上げるかということにつながります。

それぞれの要素を向上させるためにはより多くプレイする必要があり、その積み重ねが総合的な強化につながるのです。こうしたやり込み要素がうまく相乗し、絶妙なバランスで一つのゲームとしての面白さを作り上げていると考えます。

ただ、これらの要素を強化していくためには同一のダンジョンをひたすら周回する必要があり、この行為が徐々に“作業”となってしまうことでしょう。そこで大きな意味を果たしているのがSNSの存在です。
SNSでの情報交換が、一人で淡々と進めるだけであったパズドラを他ユーザーと共有することが可能になり、前述した単純な作業自体にも競いあったりする事でモチベーションを生む事につながったのではないでしょうか。

Twitterの活用で強まったパズドラ・コミュニティ

パズドラ以外のソーシャルゲームではゲーム内でのコミュニケーションが重視されています。

  • ゲーム内のランキング
  • ユーザー間でのチャット機能
  • ゲーム内メッセージ
  • フレンドへのアクション(クリノッペの「つっつく」、単車の虎の「修理」、サンシャイン牧場の「摘み取る」他)

当然ゲーム内でのコミュニケーションが活発であれば、言い方は悪いですがゲームへの依存度を上げ、ハマる要素となるでしょう。

しかし、パズドラで行えるのは「ゲーム内メール」と「ダンジョンに連れて行けるフレンド」のみ。ダンジョンに連れて行けるフレンドは当然強いモンスターであることでより効率のよいプレイを可能にします。そのため「いかに強力なフレンドを獲得するか」は、パズドラにおいて重要なポイントになります。

パズドラでフレンドを獲得する方法はダンジョン潜入時に偶然登場する「冒険者」に申請をし、承認されなくてはなりません。さらに、フレンドになれたとしても、常に連れて行くことができるわけではありません。ログイン時間による縛りや、タイミングよく使いたいモンスターを設定してくれているわけではありません。

そこで、ユーザーが利用するのがゲーム内のメール機能で、フレンドがリーダーに設定しているモンスターの変更を依頼したりします。ただ、このゲーム内メールが非常に使いにくい(笑)。パズドラ起動中、新着情報のチェックは数時間に1回しか行われないため、メールを受信したユーザーがそれを知るにはタイムラグがあり、フレンドに変更依頼をしても即座に伝えられません。
「いかに強力なフレンドを獲得するか」
「フレンドとリアルタイムにやり取りがしたい」
これらの問題をクリアするためにSNSを活用し、パズドラの外で繋がるユーザーが増えたのではないかと考えられます。特にパズドラ公式の広報であるムラコ(@pad_sexy)がTwitterを使用していることもあり、多くのパズドラユーザーが強いフレンドの獲得と、フレンドとの情報交換の場としてTwitterを活用し始めたのです。

当然、ユーザーはTwitterでフレンドとやり取りするだけではなく、パズドラに関連した情報もつぶやきます。
つぶやかれた情報は拡散され、元々パズドラ関連でなくフォローしていたユーザーの目にもとまる事になります。
結果、バイラルに繋がったのではないでしょうか。
冒頭で書きましたが、私自身このパターンでパズドラを知った口です。

ゲーム内でのコミュニティではなく、ゲーム外でのコミュニケーションをユーザー自身が進んで行った事で、「パズドラの楽しみ方」が不特定多数に拡散されていったと考えられます。その中で、リアルでも同様の会話がなされ口コミでも広がって行きました。

SNSからリアル、そして“パズ充”へ

こうして広まったパズドラ×Twitterのユーザー。
単純なフレンド同士のやり取りだけではなく、Twitter独特のリアルタイム性で情報交換にも利用されていきました。
私も元々はプレイするだけでしたが、Twitterを通して情報を発信し、他のユーザーに情報を共有するという動きもしています。
パズドラは非常に更新の多いゲームだと思っています。モンスターの追加や新ダンジョンなど、月に数回大きな話題が有り、その度に情報はTwitter上をRetweetでかけめぐり、リアルの友人等にも場所場所で伝わります。

Twitterやリアルでパズドラ情報を共有するようになると、自分のプレイ自慢もするようになります。
頑張る→自慢する→自慢するために頑張る→自慢する
このループとなり、さらにハマり度は加速して行きます。

ネット上で知り合ったユーザー同士が仲良くなることも当然あります。オフ会で実際に会う事もあります。
元々の友達+共通の趣味を持つ新しい友達。ある種の連帯感が生まれ、より濃密なパズドラ・ライフに昇華されていくのです。
つながったユーザー間のつながりはLINEなどのツールを使ってさらに深くなっていきます。

我々はこの連帯感を持ったコミュニティを“パズ充”と名付けました。
ある方からお話を聞いたところによると、はたから見て非常にうらやましく映ることもあるようです。
この話は本筋と外れるので次回以降にお話しますね。

ユーザーに愛されて拡散したパズドラ

運営の方によるインタビューで拝見したのですが、パズドラの爆発的なヒットは“運がよかった”とおっしゃっていました。

私は運営の人間ではないので、どこまで意図されているかはわかりません。
私見ではありますが、パズドラ以前のゲームはゲーム内のコミュニティを通してより濃密なコミュニティを作っていたのに対し、パズドラは外へ外へと広がるコミュニティを結果的に生み出したことが、大きなポイントだと感じています。
1ユーザーとして思う事は、元々用意されていたプラットフォームの問題点を補うための活路としてユーザー自身が見つけた方法が今日のパズドラを作り上げてきたと思っています。

偉そうな事をいうようですが、私がTwitterやブログ等で情報を配信しているのは、様々なユーザーが等しくパズドラを楽しめるようにお手伝いをしたい。私が好きになったパズドラをもっと盛り上げたいという想いからです。
私以外にもそう考えるユーザーは多くいます。
それらのユーザーが進んで情報を発信し、さらに多くのユーザーによって拡散されること。それこそがパズドラが大ヒットした理由なのではないでしょうか。

次回はパズ充についてもう少し詳しくお話したいと思います!
ではまた!


ガイモンさん、ありがとうございました!
パズドラのヒットの要因は、ユーザーが自発的にSNSで面白さを発信したことにあるのですね。
そんな「パズ充」達の輪がどんどん広がっていく一方で、それに入りそこねた自分のような「非パズ充」達との壁が広がっているというような気がします。
今、非パズ充な私でも、パズ充になれば、リアルの生活も潤うかも…?そんなパズ充の実態をもっと知りたいという方、次回の連載をお楽しみに!※8/20(火)配信予定

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