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ノンプロモで100万DL目前!人気アプリ『ホモォいじり』を生んだディレクター”ルシ腐ェル様”に迫る<ABC2013S>

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by [2013年3月18日]


3月15日から16日の2日間に渡り、日本Androidの会主催Android Bazaar and Conference 2013 Spring(ABC2013S)が、明星大学 日野校にて行われました。
以下、3月15日に開かれた『「ホモォいじり」ができるまで』の取材内容をご紹介します。

こういったイベントでの講演は基本的に本名で行われるものですが、『ホモォいじり』を生んだディレクターである講演者の名前はルシ腐ェル様(上の画像の方です)。イベントの公式サイトでも普通にルシ腐ェル様で通っていました。意外と懐深いイベントなんですね。

カンファレンス | ABC 2013 Spring

ディレクターは腐女子だった!


『ホモォいじり』の企画者である、ディレクターの「ルシ腐ェル様」はこんなお方です。
趣味:ゾンビ。お見せ出来ないのが残念ですが、ガチのゾンビメイクでした。


『ホモォいじり』を作っているのが腐女子なのか非腐女子なのかは全ての『ホモォいじり』ユーザーが気になっている点だと思われますが、ルシ腐ェル様はタイバニ腐(にわか)でいらっしゃるようです。

アプリカってどんな会社?


株式会社アプリカは、新宿に本社、沖縄に支社を持つ会社です。沖縄ラボとは常時PS3のテレビ電話で繋がっているそうです。


主な事業は、ソーシャルゲーム・アプリケーションの企画、制作及び配信。


しかしネタに走りまくったスマートフォンアプリの企画、制作及び配信も行っています。


このネタ枠から大ヒットしたのが『ホモォいじり』でした。

『ホモォいじり』はどうすごいの?


2012年11月末のリリースからおよそ3か月半でなんと95万DL!
(スライドと食い違ってますが2012年で合ってます)


ノンプロモでマーケットのランキング1位を獲得。


『ホモォいじり』Android版の開発は、沖縄ラボの開発初心者の女の子がたった1ヶ月で行ったそうです。
Android版を11月末にリリース後、12月の半ばには20万ダウンロードを超えたため、iOS版の開発に着手。こちらは経験のある開発者の方が行なったそうですが、移植2.5日というスピード感を実現しました。

新規事業部「アプリカ ゼロ」


ソーシャルゲームに依存せず、事業に多様性を持たせるために新規事業部「アプリカ ゼロ」が発足しました。


ガンガンいこうぜがコンセプト。
ガンガンいくために新規事業部を作ったのに実際あまりガンガンいけてない会社もありますが、「アプリカ ゼロ」は本当にガンガンいく


ガンガンいくために、ペライチの資料で企画を競うコンテストを開始しました。


新規事業の企画を思いついている人はたくさん居るのに、発表する場がない。
この「場」を提供するのが「ペラコン」です。


ペラコン発のアプリは4か月で15本にものぼります。


ペラコンから出たアプリの中で、ヒットしたと言えるのは『ホモォいじり』のみだそうです。
1/200とは…。

『ホモォいじり』の企画書を公開!


ここで実際のペラコン企画書を大公開。
「こんなん俺も書くわ!」と思う人も多いでしょうが、ここから企画の面白さを見出し、開発に着手しようとなるかが重要です。

まとめ


アプリカの新規事業部はOJT、学生が開発に関わることも多く、彼らは(日本の伝統的に)Javaから入っている場合が多いため、Objective-Cを必要とするiOSアプリよりはJavaを必要とするAndroidアプリの方がとっつきやすい。
また、アップデートの審査もAndroidの方が楽なことから、ガンガンいくにはAndroidという結論を出して動いているそうです。


手書きテイストのゆるーい『ホモォいじり』ですが、ガンガンいこうぜ!のコンセプトのもとに作られていました。

予告!100万DL突破記念イベント


エイプリルフールだけど嘘じゃない!
ホモォいじりのDL数は100万DL目前となっており、大台突破が予想される4/1~30にかけて記念キャンペーンを行うそうです。
いったい、何が起こってしまうのでしょうか…!

質疑応答

・ホモォに着目した理由は?
アスキーアートが流行していたのを見て、素朴に可愛いと思い、育てたいと思った。

・新規事業の開発リソースはどこから調達しているのか?
通常業務に差し支えのない範囲で新規事業に取り組む企業が多いかと思われるが、アプリカゼロでは学生インターン・OJTをはじめ、フットワーク軽く開発にのぞめる体制づくりに注力している。

・「ホモォ…」の声は誰が提供した?
社員の女性2人に「お願い!ホモォって言って!」っとお願いして撮ったもの。よく聞くと2人の声が微妙に違うことがわかる。

・ディテールでこだわったところは?
手書きのゆるいテイストでいくこと。ガラケー全盛期の手書きデコメ文化が継承されているため、抵抗感なく受け入れられる。
カッチリしたデザインでやるとユーザーのハードルがあがり、手書きだと優しくなる。
また、各称号の名称なども、腐女子的なものになるよう付けている。

・打率を上げるために掴んだマーケティング的なコツは?
ヒット率1/200のため、現在も模索中。
しかし「ユーザーにいかに突っ込ませるか」を考えて作っている。
一億総ツッコミ時代と言われるように、「気持ち悪い!ショボ!」と言いたくなるものがソーシャルでシェアされ伝播しやすい時代。
突っ込ませるポイントをあえて作るようにしている。

・iOSに横展開する基準は?
ホモォの場合は、11月末にリリースして12月の半ばには20万ダウンロードを突破したためiOS展開が決まった。基準はダウンロード数。

・webviewは使わないのか?
appleが「ガワネイティブ」に対して厳しくなってきているため、基本はネイティブ。
しかしアプリの一部はウェブに変えてアップデートした。適した手段を選んで開発している。

・本業(ソシャゲ)への還元はあったか?
ソシャゲへの送客の効果が特に効果が高かったというわけではないが、採用、特に新卒採用に大きな効果があった。新卒は一つの事業しかやっていないところに不安を感じる傾向にあるのか、事業の多様性がウリになっていると思われる。「ホモォのとこに就職したい」という人が来た。

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