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高音質&高機能そして低価格!グルーブシンセサイザー「XENON」

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by [2012年8月13日]

 日々さまざまなアプリがリリースされ続けるiPhone、iPadの音楽アプリ。その進化は速く、現在では一つのアプリのみで楽曲を完パケできるものもあり、音楽制作の新しい形として注目されています。往年のヴィンテージ・シンセをシミュレートしたアプリや、全く新しいコンセプトに基づいた作曲を行なえる実験的なアプリまで、その多くが低価格で提供され、初心者が気軽に体験できることが最大の魅力となっています。そんな膨大な音楽アプリの中から、「コレは使える!」と思うアプリを厳選して紹介していくこのコーナー。iTunesStoreで何を購入していいかか迷っている人はぜひ参考にしてみてください!

 今回取り上げるアプリは、グルーブシンセサイザー「XENON」です。多機能シンセサイザーアプリ「ARGON」も高い評価を受けているiceGear制作のアプリということで、ただ者じゃない事だけは確かです。ぱっと見でも3基のシンセサイザーとドラムパッド、シーケンサーなど、至れり尽くせりの豪華な機能が盛り込まれている事がわかります。果たしてどんなサウンドで、いったいどこまで作り込めるのか? 使い方を解説します!
※この記事はDTMマガジン2011年1月号掲載の「iOS Musician」と同じ内容です。スクリーンショットは最新バージョン1.6.5で撮り直しています。
作曲と音楽制作の月刊誌「DTMマガジン」

グルーブシンセサイザーアプリ「XENON」
価格:450円
条件:iPhone、iPod touchおよびiPad互換 iOS3.1.3以降が必要
レビュー時のバージョン「1.5.2」/最新バージョン「1.6.5」
言語:英語
販売業者:iceWorks,Inc.

グルーヴシンセサイザー「XENON」を使い倒そう!

 では、実際に「XENON」の各シンセサイザー、リズム音源、エフェクター、ミキサー、シーケンサーについて解説を交えながら、曲作りのプロセスを順を追って説明します。

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図1 XENONのメイン画面

 起動後に現われるのは「XENON」の各モジュールに素早くアクセスできるメイン画面。上段が音源、下段がミキサー、エフェクター、ソングシーケンサーの順で並んでいます(図1)。右上の「File」ボタンをタップすると、プロジェクトの新規作成、セーブやロードなどのファイル操作を行なえます(図2)。パターンのテンポやスウィングの設定は右下の「Tempo」ボタンをタップ(図3)。曲のイメージが決まっている場合は、先に設定しておくのも良いでしょう。「i」ボタンを押すと鍵盤のサイズが設定できます(図4)。上部バーの右端の三角を押すとナビゲーションバーが現われます(図5)。ここではモジュールがアイコンになって横一列に並んでいて、操作したい所にすぐ飛べる、わかりやすいレイアウトになっています。

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図2 プロジェクトの読み込み、作成

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図3 テンポとスウィングの設定

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図4 鍵盤サイズ、ヘルプ

鍵盤サイズ変更例
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図5 各モジュールに直接アクセスできるメニューバー

ハイブリッド・ポリフォニック・シンセサイザー「HSX-4」

 「HSX-4」は、シンセサイザーの基本波形と、FM音源フォルマント波形、そしてPCM波形を備え、あらかじめ210種のファクトリープリセットが収録されたハイブリッド・ポリフォニック・シンセサイザーです。

■OSC1
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 さまざまな波形が扱える「WaveForm」では、使用する波形の選択を行ないます。ノコギリ波、サイン波、ノイズの他に、「F」が人の母音の発生をシュミレートしたフォルマント・オシレーター、「FM」がFMオシレーターの順に並んでいます。
 その横に配置された「shape2」のノブは、フォルマント・オシレーターとFMオシレーター選択時に変更可能で、フォルマントの場合はレゾナンス、FMの場合は周波数設定となります。
 「Pitch」は、文字通りにピッチのオクターブを変更するノブです。その横の「ENV」「LFO」もピッチに対して適用されます。「Level」は、オシレーターの音量を設定するノブです。右に回すほどボリュームは大きくなります。「ENV」「LFO」ノブもLEVELに対して適用されます。「Env」の「Attack」「Dec/Rel」とは、エンベロープのアタック(音の鳴り始め)とディケイ(音の立ち上がり)、リリース(音が減衰する時間)を「AMP」セクションのエンベロープと連動した設定ができます。

■OSC2
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 OSC2の「Wave Form」は、PCM波形を選択できます。OSC1で作ったアナログシンセの音とうまく混ぜ、独特のシンセサウンドを作成可能です。「PCM」ボタンをタップする事でPCMサウンドの選択ができます。
 OSC2の「PITCH」はOSC1と同じ役割ですが、半音ずつ移調する「SemiTone」と、さらに微調整が可能な「Cent」ノブが追加されています。その他の「ENV」「LFO」もOSC2のピッチに対してかかります。
 「RingMod.」では、金属的な倍音を得られるリングモジュレーターのボタンです。

■FILTER
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 FILTER では、「LP24(ローパス24db)」「LP16(ローパス16db)」「LP6(ローパス6db)」「BP(バンドパス)」「HP(ハイパス)」といった5つのフィルタータイプが選択できます。特にローパスフィルターが3種類搭載されているところが珍しく、細かなフィルタリングにも対応しています。サウンドの質感を担うフィルターを存分に活用していきましょう。
 フィルター開閉を行なう「Cutoff」、発振の大きさを設定する「Reso」、カットオフに対するキートラッキング(明るさ)を設定する「KEY」、「ENV」と「LFO」は共にフィルターに対して反映され、「Velocity」はカットオフの周波数に対しての振り幅を設定するノブです。設定次第ではサウンドが激変するので試してみましょう!
 FILTERセクションのLFOとエンベロープです。細かいフィルターの動きを付けることができます。

■AMP
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 OSCやFILTERで作った音の最終的な出口であるAMPのセクションです。ここでは、音のボリュームやADSRでの音の立ち上がり(Attack)、減衰(Decay)、減衰の時間(Sustain)、余韻(Release)などを設定します。
 「Panner」ではパンの設定を行ないます。「Width」ではパンの振り幅を設定するノブで、右に回すほどその幅は大きくなります。「Speed」はRからLにパンするスピードを設定でき、右に回すほど速くパンします。

バーチャル・アナログ・モノフォニック・シンセサイザー「ASX-1」

 「ASX-1」は、アナログライクなシンセサウンドに特化し、シンセベースやリード・サウンドを作る際に重宝しそうな2オシレーター、45種のファクトリープリセットが収録された、まさにシンセらしい音を出すアナログ・モノフォニック・シンセサイザーです。 「HSX-4」のフォルマントやFM、PCMの波形を除いた構成かと思いきや、アナログベース・サウンドやリードなどを作り出すことに長けたパラメーターが並ぶ、本格的なモノシンセとなっています。
 パラメーターの並びも、ハイブリッドシンセの「HSX-4」が少し煩雑な印象だったのに対し、「ASX-1」ではパラメーターが整然と並んでいて、基本的なアナログシンセの音作りの流れに沿った配置という印象です。
 プリセットには、ブリブリのシンセベースから重厚なシンセブラス、これぞアナログ! といった感じのシンセリードなど、「ASX-1」の実力がよく分かる音色が収録されています。
 ほしい音を一からじっくり作り上げる事もシンセサイザーの楽しみではありますが、イメージに近い音色をプリセットから探し出し、そこにエディットを加えていくやり方が、イメージした音色への近道です。

■OSC1/OSC2[1]
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 ノコギリ波、矩形波、三角波、サイン波、ノイズが並んだ「OSC1」と、そこからノイズを除いた「OSC2」の2オシレーターで構成されています。そこにリングモジュレーションがかけられるようになっており、2つのオシレーターを組み合わせて音を作っていきます。ちなみに「SynthBass 3」のプリセットでは、OSC1にノコギリ波、OSC2に三角波が設定されています。OSC2横の「RingMod」はオンに設定されており、ディストーションのような効果を作り出しています。

■OSC1/OSC2[2]
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 次にオシレーター、エンベロープの設定では、各オシレーターのLEVEL がプリセット設定のままではMAXになっており、少しキンキンした感じだったのでLEVELノブを絞ります。
 同様にOSC 2のLEVELもバランスを聴きながら絞ります。すると、リングモジュレーターのスパっと切れるような質感をうまく出す事ができます。

■FILTER
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 フィルター設定では、プリセットの状態で完全に閉じているノブを、音を聴きながらほんの少し上げます。すると、こもった感じのベースサウンドに音の輪郭がハッキリと見えてきます。
 ENVの「Decay」も、音を聴きながらほんの少し上げてやります。こうすることで、さらにベースサウンドに広がりが出ます。フィルターのエンベロープ設定は、サウンドの輪郭や広がりを調整する役割を持っています。

■AMP
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 AMPの設定では、「Drive」がプリセットの状態ではフルテンなのに対し、下げ気味の設定にします。下げすぎると不明瞭な音になってしまうので、これも聴きながらベストなポイントを探していきます。その他の設定は特に変えなくともエッジの立ったサウンドが得られましたが、もし音のバラツキなどがある場合はENVの「Decay」を絞るなどして調節していけばいいでしょう。

ポリフォニックPCMシンセサイザー「PSX-4」

 「PSX-4」は、サンプリングされたPCM波形を使い、リアルな生楽器のサウンドを表現可能な4音ポリフォニックPCMシンセサイザーです。
 PCM波形に特化し、生楽器のサンプル波形が108種類収録され、さまざまな楽器のリアルなサウンドを使用できます。また、「8bit saw」などの波形も収録されているため、アナログ・ポリフォニックシンセ的な使い方も可能です。フィルターの質感や各モジュレーションの質感は、前述のシンセと同じなのですが、発振するアナログフィルターをPCM波形に使えるので、音作りの自由度は高いと思います。最大4音ポリを生かし、バッキングでピアノをコード弾きしたり、アナログ波形とは全く異なった質感を活かし、シンボリックなフレーズで曲にメリハリを付けたり…などの使用ができるほか、シンセの波形を有効に使って和音のリードや、シンセストリングスで曲にゴージャスな印象を与えるなど、使い方次第でとても有効なシンセになります。
 デモではバッキングの和音ピアノに使用しましたが、PCM音源はアナログ音源と比べて若干キラキラした音質の場合があるため、曲になじませるためのエディットなども含めて紹介していきます。

■OSC
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 メインの波形選択を行なうセクションです。タップして108種類のPCM波形から選択できます。ピアノやギター、オルガンなどのPCM波形の他、ノコギリ波や三角波などの波形も収録されているので、4音ポリシンセとしても使用可能になっています。
 デモでは、プリセットのピアノ「A.Piano 2」をエディットしています。

■FILTER
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 FILTERセクションで、デフォルトだとアタックが強いと感じたプリセットのエディットを行ないます。フィルタータイプは「LP」を選択し、フィルターを閉じながら音色のカラーを変えていきます。「Cutoff」ノブを絞ると、若干トゲトゲしていた音色が丸くなります。このように、PCM音源でのフィルターは、イコライザー的な使い方をすることで自然な音色が得られることがあります。

■AMP
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 AMPエンベロープは、「Attack」を上げ、アタックを遅らせることにより音に丸い印象を与えられます。その後、「Decay」を絞ってリリースでのタイミングを調整します。その結果、強いアタックを持ったピアノの音色が、ストリングスを混ぜたような柔らかい音色に変化します。

PCMリズムマシーン「PRX-6」

 「PRX-6」は、プリセットされた185種のPCM音源を、6つあるパッドにアサインしドラムキットが作成できる、6トラックのPCMリズムマシーンです。各パッドには「PAN」「Pitch」「Attack」「Decay」「Velocity」などのエディットができます。特にドラムサウンドの場合、「Pitch」を変更することによる音の変化は劇的なので、ぜひノブを回してみてください。

■メイン画面
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 各シンセ共通なのですが、このウインドウをタップすると、プリセットのドラムキットが選択できます。なかなか個性的なサウンドが組まれているので、このプリセット・キットから一つ一つ自分なりのキットを作り上げていくのもいいでしょう。
 パッドを選択した状態にし、このウインドウをタップすると、パッドに割り当てる音色が選択できるようになります。スタンダードなものからアバンギャルドなものまで、185種類の中から選択できます。
 パッドを選択した状態で、これらのパラメーターを変更する事で音色がエディットできます。スネアやハイハットのゲートを変更したいときには「Decay」を、ピッチを変えたい場合は「PITCH」をという具合にエディットして、オリジナルの音色を作り上げましょう!

■ユーザープリセットの保存&共有
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 作成した音色はユーザープリセットとして保存できます(シンセ、ドラム共通)。プリセット選択画面の「Clipboard」をタップすると、音色情報の文字列が並んだ画面に飛ぶので、「Copyto clipboard」をタップし、メールで友人に送信し、音色を共有できます。インポートする場合は、隣の「past fromclipboard」で貼り付けます。

パターン・シーケンサー

 各モジュールには「SEQ」ボタンがあり、それをタップする事でパターン・シーケンサーを呼び出し、パターン入力を行なう事ができます。
ここで作成したパターンを使ってソングを組み立てていくというわけです。では、パターン・シーケンサーの各ボタンの役割を見ていきましょう。

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1 シンセ画面へ戻る、バックボタンです。パターン制作中に音色を変えたくなったときなどは、このボタンでシンセ画面へ戻ることができます。
2 パターン再生ボタンです。パターンを再生させるときにタップします。
3 リアルタイム・レコーディングボタンです。このボタンをタップすると、パターン・シーケンス上に鍵盤が現われ、シーケンサーが走り出すので、リアルタイムで鍵盤をタップして直接入力する事ができます。この場合は、ナビになる音をあらかじめ「PRX-6」で入力しておくと良いでしょう。
4 パターン選択ボタンです。+をタップすると番号が進み、-をタップすると前に戻ります。パターンは99個まで作る事ができます。
5 入力したパターンをコピーできる、コピーボタンです。コピーしたいパターン番号でこのコピーボタンを押し、ペーストボタンで任意のパターン番号へペーストできます。繰り返しの要素が多いテクノやハウス制作時に重宝します。
7 パターン消去ボタンです。タップでパターンを消去できます。
8 アンドゥボタンです。間違って入力した場合など、前の状態に戻したいときにタップすると、一つ前の作業状態に戻すことができます。
9 エクスポート・ボタンです。パターン情報をクリップボードにコピーし、友人と共有できます。クリップボードにコピーした情報は、iPhoneのメールにペーストしメール送信できます。

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 エクスポート・ボタンをタップすると、パターンの出力に関するメニューが現われます。「Export」ボタンをタップすると、Wi-Fi経由でPCにWAVファイルが出力されます。その際は、表示されたアドレスをブラウザに入力し、ダウンロードしてください。

ベロシティの変更
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左画像 パターン・シーケンサーで入力したステップのベロシティは変更できます。配置したステップをダブルタップすると、個別にベロシティが入力できるノブが出現します。
右画像 ドラム・パターンのベロシティ設定も方法は同じ。フィルのスネアロールなど、リズムの強弱をつけて、より複雑なドラムパターンを作ってみましょう。

エフェクター(ステレオディレイ)「FX」

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 エフェクターは、テンポシンク可能なステレオディレイです。ディレイをインストの一部として制作する場合、テンポに自動でシンクしてくれるディレイは強力な武器となるでしょう。また、ダブステップやアンビエントなどの制作では、左右のディレイタイムをずらして浮遊感溢れるディレイを表現する事も可能です。また、各トラックへのかかり具合の調整は、次のミキサーで行ないます。
 南京錠のアイコンをタップすると、左右の設定を同じにする事ができます。ハウスやミニマルなどのワンショット系のシンセなどに設定すると、カチっとしたスマートなディレイサウンドが得られます。

5チャンネル・ミキサー「MX-5」

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 右から、HSX -4×1、ASX -1×2、PSX-4×1、PRX-6×1が立ち上がった5チャンネルミキサーです。
 各チャンネルには、エフェクターで設定したディレイのかかり具合を調節する「Send」、音を左右に振ることができる「PAN」、選択したトラックだけを流す事ができる「SOLO」、逆にミュートできる「MUTE」音量を調節する「Level」スライダーです。
 「FX」で設定したエフェクトのリターン・レベルを調整する「Return」スライダーです。エフェクターのマスターボリュームと考えるとわかりやすいです。パターン全体の音量を調整する「Master」スライダーを調節することで、最終的な音量を決めます。

ソング・シーケンス「SQX-5」

 各トラックのパターンを作り上げたら、ソングを組んでみましょう。ソングシーケンスでは100小節までパターンを配置できます。ソングの組み方は非常に簡単で、各シンセが並んだ小節に、作成したパターンの番号をタップし、並べていくだけです。
同じパターンを何小節かに渡って並べたい場合は、並べたい小節分指をスライドさせると複数選択した状態になるので一度に配置する事ができます。ソングを作り進めていて、どうしても100小節では足りない場合に、小節をジャンプする機能も備えています。では各ボタンの機能を見ていきましょう。
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1 バック:メイン画面に戻ります。
2 コピー:ソングシーケンス上の選択したパターンをコピーできます。
3 ペースト:ソングシーケンス上でコピーしたパターンを任意の小節にペーストできます。
4 クリア:選択したソングシーケンス上のパターンを消去できます。
5 アンドゥ:作業を一つ前の状態に戻すことができます。
6 ソング再生:制作中のプロジェクトを再生します。
7 タップすることで、ループを設定する小節を入力できるウインドウが表示され、ループポイントを設定する事ができます。
8 ジャンプ:このボタンをONにした状態でソング再生中に、任意の小節のパターンをタップすると、その小節にジャンプします。
9 BPM表示ディスプレイ:iPad版の場合、ソングシーケンサー画面でBPM設定とスウィング設定を同じウインドウで行なう事ができます。
10 ソングのエクスポートボタン:パターンのエクスポートと若干違うのは、ソングをエクスポートする際の範囲を設定できることです。あとはパターンのエクスポートと同じく、Wi-Fiやクリップボードでのエクスポートが行なえます。
11 各シンセのボタンは、ソングシーケンス上でタップすると、そのシンセをミュートする事ができます。

※iPad版には各シンセにジャンプできるボタンとミキサーのヴォリュームスライダーがレイアウトされています

KOVACS impression
iDeviceはじめの一歩として最高の入り口!

 XENON GROOVE SYNTHESIZERは、iDeviceでの音楽制作をまだ体験したことのない人にとっては、最高の入り口になると思います。
 プリセットが豊富に用意されたシンセやリズムボックスは、出先での作曲のアイデアをスケッチするのに最高のインスピレーションを与えてくれます。シンセの機能も本格的なので、シンセの構造や仕組みを理解するにも適していると思います。贅沢を言えば、エフェクターの数をもう少し増やしてほしい事と、オートメーションに対応してくれたら言うことなし! です。
 しかし、600円という低価格でここまでの機能が手に入るなんて、ますます目が離せないiOS Deviceでの音楽制作ですが、次はどんなアプリが出てくるのか!? 楽しみは尽きませんね!

text by KOVACS
コヴァックス●ストレンジ・ユニット「Petit Mit」を始め、多数のユニット名で活動中。数々のアーティストにリミックスや楽曲を提供しており、DJイベントなども手がける。

アプリ基本情報

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XENON Groove SynthesizerXENON Groove Synthesizer

配信元:iceGear

iOS価格:600円

※記事内の情報はすべてレビュー時(2012年08月13日)の情報です。

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