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少年はもう一度やり直すことができるのか放置×ノベル『僕が世界を…滅……ぼ』

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by [2015年4月09日]

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ss001App StoreやGoogle Playのストアを見ると、毎日数え切れないほどたくさんの放置系アプリやタップ系アプリがリリースされています。ある程度の「型」はあれど、バリエーションも豊富で、ストア上位にランクインするものをすべて追いかけることすら難しい状況です。

そんな「放置系戦国時代」と言っても過言ではないストアに登場したのが『僕が世界を…滅……ぼ』です。目元が赤く塗りつぶされたアイコン、不穏で厨二心をくすぐるタイトル、漂ってくる「ループ物」のにおい。これはプレイせねばなりません。

放置系アプリの良いところは「ながらプレイ」ができるところです。隙間時間にちょっとずつ進められるというのは、忙しい現代人のスタイルにもっとも合っていますし、プレイするたびに広告を表示させることができるので、無料でゲームを提供したい開発者側にもメリットがあります。「ながらプレイ」、最高です。

しかし『僕が世界を…滅……ぼ』はそんな常識を覆しました。放置系は放置系でも、『僕が世界を…滅……ぼ』の真骨頂はストーリーパートにあります。放置系の体をとったノベルゲームなのです。続きが気になる。気になるから消せない。何度も開いてしまう……皆さんにもこの感覚を味わっていただきたいと思います。

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ひとり花壇部の主人公は「ぼっち」……

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主人公は自他ともに認める「ぼっち」です。校庭にある花壇の草花だけが友だちで、水やりだけが生きがいです。中学卒業まであと3日しかありませんが、主人公は誰とも関わろうとせず、周囲を拒絶してただ水やりだけを続けます。

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全体的に灰色味がかった校庭に立つ少年。顔色が悪く、目の下は落ちくぼんで酷いクマができています。背中を丸めてうろつくその姿はまるで幽鬼のようですね。

水をやるためにじょうろを集めます。じょうろは最大で25個まで画面に貯まるのですが、レビューで☆を5つつけると30個に増えます。25でも30でも大差はありません。

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別に少年が何をしたというわけではないのでしょう。ハブられてボッチになり、自信の無さが見た目に現れ、さらにハブられるという悲しいループにはまっているようです。おまけに精神的にも拗らせていて、周囲に対する認知がやや歪んでいるようにも見受けられます。なんだかモヤモヤしますね。きっと全国にはこの少年ほど酷くなくとも……あるいはこの少年よりも……同じような孤独を抱えている方がいるんじゃないかと思います。

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一人ぼっちで辛い中学生活を送る少年を慰めてくれるのは花壇だけ。仲がよかったはずの同級生に「ひとり花壇部」と揶揄されても、草花だけを愛でています。植物はただそこにあるだけで美しく、少年を攻撃しません。ああ、なんかもう本当に辛くなってきました……。

花壇に水をやっていくにつれ、少年の「中学生活最後の3日間」が明らかになっていきます。しかもゲーム冒頭で「もし、あの時に戻れるなら、俺は違った選択をするだろう」と少年は言っているので、悲劇が起きるのが予測できます。しかもループ確定です。完全にノベルゲームです。

不気味なLINE、当たる予言

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黙々と水をやる少年のケータイに、知らない人からLINEメッセージが届きました。少年、LINEはやってるんだ、と思ったのですが、イマドキの中学生はクラスのお知らせとかもLINEで一斉送信だからやらざるを得ないんだろうな……と思うとなんだかまた胸が苦しく……。

ともあれ。届いたメッセージは意味不明でした。化学にお礼を言われるってどういう状況でしょう? 主人公も不思議に思いますが、「化学」とは化学教師のことでした。水やりに対するお礼を化学教師が言いに来たのです。

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その後も水やりを続けていると、今度は「オ前ノ嫌イナ奴ガ落チル」などという物騒なLINEメッセージが届きます。ブロックしたいけれど、化学教師についての予言があたっただけに気になってしまう主人公。結果的に落ちたのは……ネタばれなので、皆さんの目で確かめてください。

それにしてもステージが進んでいくにつれて、学校の背景がドス黒くなり、植物がまがまがしく浸食していくさまが本当に気持ち悪いですね。心がざわつきます。

じょうろを貯めまくる

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物語を読み進めるには、かなりたくさんのじょうろが必要です。通常、1つのじょうろで、「3」の水やりができます。2,600分の水やりをするためには867個のじょうろが必要ですね。一気に読み進めないとなんだか続きが気になるので、こまめにアプリを立ち上げて、じょうろだけを先にたくさん回収しました。1,000を超えたあたりで、経験値2倍ボタンを使って一気に進めます。経験値2倍タイムが切れたら、その隣のツイートボタンを押して、経験値2倍モードを復活させました。

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それでもやはり一度には進められません。前回までの話を忘れてしまうこともあります。そういときは回想を見ましょう。

どういう風に少年が世界を滅ぼし、どういう風にやりなおそうとするのか、それはあなた自身の目で確かめてください。放置×ノベルゲーム『僕が世界を…滅……ぼ』おすすめです。

アプリ基本情報

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僕が世界を...滅......ぼ........

配信元:kana kawamura

Android価格:無料 / iOS価格:無料

  • バージョン Android:1.0.0 / iOS:1.0.0

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※記事内の情報はすべてレビュー時(2015年04月09日)の情報です。

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