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アニメ&同人フリマ+SNS=『A2mato』-連載:2014年ECの旅

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by [2014年5月15日]

 サブカルチャー関連のグッズ取引に的を絞ったC2C向けのフリマサービスが『A2mato(アニマート)』だ。2014年1月のローンチ以来4か月で、3万を超えるグッズが取引されている。自分の好きなアニメやアイドル、作家に関連する掘り出し物が手に入ることもあるという。今回は、そんなA2matoを紹介しよう。

 この連載では、インターネットの発達やスマートフォンの普及とともに、続々と登場しているECサービスを、実際に販売する人の気持ちになってレビューしていく。これらによって、個人が販売を行なうハードルが下がっていることや、これまで売ろうとは思わなかったモノやコンテンツが日の目を見る可能性があることを感じて頂ければ幸いだ。ちなみにECは、Electronic Commerceの略。インターネット等を通じて行なう電子的な商取引のことで、eコマースと呼ばれることも多い。

  1. デジタルコンテンツ編:Gumroad
  2. デジタルコンテンツ編:note
  3. デジタルコンテンツ編:カラーミーショップ
  4. デジタルコンテンツ編:BASE
  5. リアル編:メルカリ
  6. リアル編:A2Mato
  7. リアル編:ロカリ

取引手数料は購入者と出品者で折半

 A2matoが対応しているチャネルは、Webとスマホアプリの2種類。Webは、PC用とスマホ用のそれぞれが用意されている。スマホアプリは、2014年4月現在で、iPhone版のみが提供されている。Andoridアプリはまだ提供されていないが、Web版であれば問題なく利用できる。以下の説明では、ことわりのない限りiPhoneアプリの画像を使用する。

 まずは、フリマの機能を見てみよう。メルカリやFrilなどと同様に、スマホ完結でできる出品機能や、グッズ検索・購入機能が使える。取引手数料は、10.5%で、5.25%ずつ購入者と出品者で折半することになる。したがって、購入者は、販売価格に5.25%上乗せされた金額を支払い、出品者は販売価格から5.25%引かれた額を受け取ることになる。決済方法は、クレジットカード、ATM決済、コンビニ決済の3種類が使える。ATM決済とコンビニ決済の場合は、決済手数料として購入者に、200円が加算される。いずれの決済方法も、A2matoが媒介するエスクロー形式だ。売上金は、詐欺行為などによる商品が届かないリスクを避けるため、購入者が商品を受け取った後、評価を入力するまで出品者に入金されない。入金された売上金は、銀行振込にて出金することができる。1万円以上の出金であれば、振込手数料がかからない。1万円未満の出金の場合は、振込手数料200円がかかる。

 出品する商品には、A2matoが用意しているジャンルを選択してつけるのではなく、タグを自由に付けることができる。複数のタグを付けることもできる。購入者はタグ検索で、商品を探せるので、商品の媒体や、ジャンル、キャラ名などを多くつけておくとよいだろう。


 Andoridからアクセスしたスマホ用Web画面(左)とiPhoneアプリ画面(右)。機能はほぼ変わらないが、アプリのほうが、下部にボタンがあったりして使いやすい。

 個別の商品ページ。商品の説明のほか、コメントを投稿したり、お気に入りに追加するなどの操作も可能。

 取引が終わった後、出品者が評価されるまで、入金されない。


 出品は、写真が4枚まで登録できる。商品説明や、タグ、手数料込みの価格を入力する。年齢指定がある商品も出品可能だ。

 タグには、公式タグとユーザータグの2種類がある。公式タグはA2matoトップページの上部などに表示されている。

出品者に配慮されている仕組み

 フリマアプリとしての基本の機能は揃っているA2mato。取引は不自由なくできるはずだが、さらに、出品者がより快適に取引できるような仕組みが用意されている。上で紹介した手数料の折半もその一つ。サブカルというジャンルの特性上、同人サークルとして創作活動をする人も一定数いて、自己表現の一つの場としてA2matoを使う場合、出品手数料が負担になってしまう。ゆえに、購入者にも手数料を負担させることで、出品者を応援する購入者の気持ちを表すことができ、かつ出品者の負担軽減となるようにしている。他にも、以下のような仕組みがある。

承認制による購入
 購入者は、まず出品者に対して、購入する意志を示した後、出品者が承認しなければ商品を購入することができない。悪い評価が付いている購入者との取引を避ける事により、わざと出品者に悪い評価をつけたり、入金を遅らせたりするような事態が防げる。

タイムラインによるレコメンド
 購入者がフォローしているタグ等をベースに、グッズをレコメンドしてくれる。あまり人気のないジャンルグッズでも、購入者と出会う機会が増えることになるので、購入してもらえる確率が高くなる。これは、購入者にもメリットで、自分の興味があるグッズを検索せずとも、掘り出し物が見つけやすくなるのだ。

 商品詳細ページ右下の「購入を申請する」をタップすると、出品者に通知が行き、承認されれば、決済できるようになる。

 タイムラインに自分の興味があると思われるグッズがレコメンドされてくる。新着グッズを時系列順に確認することも可能。

 A2matoを実際に使ってみるとわかるのだが、TwitterのRT機能に相当する「リマート」という機能があったり、出品者のフォロー機能があったりする。他のフリマアプリに比べて、SNS的な使い方ができるのがA2matoの特徴だといえる。SNS的に使えると、フォロワーがRTしたグッズを見ることで、新たなグッズと出会えるので、自分の興味範囲がますます広がっていくことになる。サブカルに興味があるのなら、一度はA2matoを使ってみてほしい。きっと新たな出会いがあるはずだ。

A2mato

アプリ基本情報

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A2mato

配信元:7-bites, Corp

iOS価格:無料

  • バージョン iOS:1.1.3

※記事内の情報はすべてレビュー時(2014年05月15日)の情報です。

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