TNR-i

【DTMアプリ】エレクトロニカな癒やし系電子楽器を再現したTENORI-ON『TNR-i』

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by [2013年10月31日]

 TNR-iは、LEDによるグラフィックと電子サウンドを直感的に演奏できるインタラクティブ系電子楽器『TENORI-ON』をiPadアプリで再現したものです。TNR-iでは本家と同等の機能を持ち、さらにAudiobusやInter-App Audioにも対応しています。

 動画は、ヤマハ『TENORI-ON』のスタンダードモデル『TNR-O』。TENORI-ONは、メディアアーティストの岩井俊雄氏とヤマハのコラボレーションによって生まれた電子楽器。上位版の『TNR-W』は、マグネシウム合金や、白色LED(裏表両面)を採用。価格はオープン。

インタラクティブな6つの演奏モード

スコアモード

 TENORI-ONのシーケンストラックは16レイヤーパート×16パターン仕様で各レイヤーに内蔵音色を自由にアサインして使用できます。縦16×横16のボタンは単なるシーケンサーでは無く6つの演奏モードで使用方法が異なります。基本の「スコアモード」は縦が音程、横がステップシーケンサーモードで和音にも対応しています。

演奏モードは下記のものが用意されており、レイヤー1~7はスコア、8~11はランダムといった指定があり、演奏中は次々レイヤーを切り替えて入力や演奏を行なっていくスタイルとなっています。

バウンス:横が音程、縦が速度の単音シーケンサーとなり、入力したステップはボールがバウンドしたようなグラフィックが楽しめます。

ドロー:指でなぞって演奏したものをそのまま記録するモードで演奏と同時にLEDアニメーションで表示されます。

ランダム:スコアモードと同じボタン配列ですが、単音でのランダム演奏となり音程間の動きがLEDで表示されます。入力した複数のポイントを回転させてフレーズを変化させることも可能です。

このほか「ソロ」では、横が音程、縦の16ステップに色々なリズムパターンが用意されています。

内蔵音色に加え、サンプリング素材も使用可能

 内蔵音色は16バンク×16音色の計256音色を利用できます。音色内容は通常のGM音色系で、1バンクはドラムキット(16キット)が用意されているので、一般的なバンド編成(ドラム/ベース/ギター/オルガンなど)から、テクノやエレクトロニカといったトラックが作成できます。

 ユーザーボイス機能は、マイク録音やAudioPasteを使ったユーザー素材を扱うことができ、1~3バンクに各1音色/計3音色を利用できます。各音色のボイスには最大5秒までの素材を16個(計48個)までアサインすることができ、波形エディタで区間を調節したり、波形ボリュームを変更する編集も可能です。これらをシーケンサーで利用する場合は、各ボイスの発音はワンショットなので、ドラムキット/シンセ/SEからループ素材などを扱うイメージです。

ユーザーボイス設定

波形エディター

AudioPaste

Inter-App Audio&Audiobusで外部アプリを利用

Inter-App Audio対応アプリ一覧

 前回のバージョンアップで対応したInter-App Audio機能は、レイヤーメニューから内蔵音色との切り替えで、各レイヤーに対応アプリをアサインすることができます。MIDI機能では各レイヤーが、16トラックのMIDIシーケンサーとして利用できるので、AudiobusやCoreMIDIで外部アプリ&音源をコントロールすることができます。ちなみにどちらのケースでも各レイヤーにアサインされている6つの演奏モードを利用する形となります。

設定画面

気軽にエレクトロニカが楽しめる

 マスターエフェクト(リバーブ/コーラス)が利用できたり、LED表示のカスタマイズ、サウンドエディトができたりと細かい機能が充実してます。内部音源だけでも十分にエレクトロニカ・サウンドを楽しむことができますが、オリジナリティを出したい場合は、ユーザー素材や外部アプリを組み合わせるようにしましょう。

TENORI-ON

アプリ基本情報

TNR-i

TNR-i

配信元:Yamaha Corporation

iOS価格:2,000円

  • バージョン iOS:1.5.1

  • 備考

    iOS 6.1以降。iPhone、iPadおよびiPod touch対応。iPhone 5用に最適化済み

※記事内の情報はすべてレビュー時(2013年10月31日)の情報です。

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