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【DTMアプリ】Inter-App Audioに対応した無料DAW『Tabletop』を検証!

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by [2013年10月07日]

 無料のDAWアプリ『Tabletop』がiOS 7の新しいMIDI&Audio規格「Inter-App Audio」に対応しました。これに合わせるかのように、Tabletopの外部音源として使用可能な、Moog「iMini」とAKAI「iMPC」もアップデート
 これらのアプリをInter-App Audio機能の面から検証していきます。

Inter-App Audio専用コントローラー『MASTERMIND』&専用レコーダー『ZIGNAL』


 今回のアップデートでTabletopは、『MASTERMIND』という鍵盤機能付のコントローラー・モジュールを搭載しました。このモジュールは、Inter-App Audio対応アプリをアサインして管理する仕組みとなっていて、複数の起動も可能です。打ち込みは、モジュール内のピアノロール・シーケンサーを使用します。「SELECT APP」を押すと、現在インストールされている対応アプリの一覧がアイコンで表示されます。

 その中からアイコンをタップするとそのアプリに移動し、専用コントローラーが画面内に表示されます。このコントローラーはAudiobusのように、クライアントアプリ側からTabletopの再生と巻き戻しが行なえ、Tabletopのアイコンを押すと元に戻ることができます(図2)。

 中央にある128個のMIDIコントロール専用ノブは、MIDIコントロールチェンジに対応したアプリのパラメータをコントロールすることができ、リアルタイム録音でパラメータをオートメションとして記録できます(図3)。

 ちなみに、MASTERMINDのMIDIチャンネルは「1」が固定で、2パート仕様のMagellanや4パート仕様のAlchemy Mobileのようなマルチ音源をコントロールできるように、個別にアサインしてみたのですが起動はできませんでした。

 このほか、有料のInter-App Audio対応モジュール『ZIGNAL』は、対応アプリをオーディオレコーディングでき、編集機能(カット/コピー/ペースト)も装備しています(図4)。

iMiniは対応、iMPCは録音のみ

(図5)
 現状で唯一Tabletopに対応している音源アプリ『iMini』『iMPC』が、Inter-App Audio対応とのアナウンスがあり試してみました。


 iMiniはYAMAHAのDAWアプリ『Mobile Music Sequencer』でも起動できました。

 iMPCは内部メニューに表示されず、サンプラー機能のみが対応していました。この機能はクライアント側に表示された、コントローラー内部の録音ボタンを使ってレコーディングが行なえ、録音した素材は内部ライブラリに保存してそのまま使用できます。これまでAudioPasteのみで外部素材のインポートを行なってましたが、工程を1つ省略できるのが便利です。
 しかし、iMPCはAudiobusには対応していないだけに、Inter-App Audioにフル対応していないことがとても残念です。

Tabletopのコンセプトがようやく活きてくる

 Tabletopは、使いやすいインターフェースと機能面で注目されていましたが、iMiniとiMPC以外の外部アプリやAudioBusへの対応が無かったため、離れたユーザーも多いと思われます。しかし、今回のInter-App Audio対応で、有料のモジュールを購入して本格的に始めるユーザーが増えるのではないでしょうか。

アプリ基本情報

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Tabletop

配信元:Retronyms

iOS価格:無料

  • バージョン iOS:2.2

  • 備考

    iOS 6.1以降。iPad対応。

※記事内の情報はすべてレビュー時(2013年10月07日)の情報です。

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