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日本初!「iPhoneによる成層圏からの地球撮影」を成功に導いた無料アプリ『SpaceCam』

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by [2013年9月27日]

日本初!iPhoneで成層圏からの地球撮影に成功

 名古屋文理大学、名古屋大学地球水循環研究センター、蒲郡市生命の海科学館の3団体と協力機関は、2013年8月29日にiPhoneを搭載したモジュールを、気象観測用気球にのせ、成層圏へ向けて打ち上げました。

 愛知県蒲郡市から打ち上げられた撮影モジュールは、高度2万5千メートルに到達。打ち上げから約3時間半後に、静岡県沖約20kmの太平洋上で回収されました。

 回収されたiPhoneからは大気層の映像が確認されました。当初の目的であった「地球大気の映像撮影」を果たすことができたわけです。また、この「iPhoneによる成層圏からの地球撮影」は、日本ではじめての快挙であり、各界へ衝撃を与えました。成層圏から無事帰還したiPhoneはなにもコメントを発表してはいません。しかし、彼はしっかりとわれわれが住むこの青い星、地球を撮影してきたのです。
 しかし、1つ疑問が残ります。大気圏に至るまでの長い時間、いったいどのようにしてiPhoneで動画を撮影し続けたのでしょうか?iPhoneのデフォルトアプリの「カメラ」では、3時間ものあいだカメラを回し続けることは不可能です。 

長時間の撮影を可能にしたiOSアプリ『SpaceCam』

開発は「OSAMU DESIGN」

 3時間ものあいだカメラを回し続けることができた理由。それはあるアプリを使用したからでした。
 
 そのアプリがこちらの、省電力で動画・静止画を撮影可能なiOS向けアプリ『SpaceCam』です。 開発は「OSAMU DESIGN」。

 
 実は「SpaceCam」を開発したのは、今回のiPhone打ち上げで中心的な役割を果たした名古屋文理大の佐原理(さはらおさむ)助教と、卒業生の神谷さん。
 「iPhoneをヘリウムバルーンで成層圏にまで飛ばし映像を撮影するため」に開発されたこのアプリを利用すれば、三時間程度の連続動画撮影が可能になります。ただし、1つのムービーサイズが16GBを超える可能性があるため、iPhoneの空き容量には注意が必要です。
 このアプリ、「iPhoneをヘリウムバルーンで成層圏にまで飛ばし映像を撮影する」ときだけでなく、普段もライブ映像など長時間の撮影が必要な際に使えると思います。また、タイムラプスでの静止画撮影機能もついています。
 

講演予定

 今回の「iPhoneによる成層圏からの地球撮影」プロジェクトは、名古屋大学の坪木和久教授と、『SpaceCam』開発者で名古屋文理大助教を務める佐原理氏が中心となり、名古屋大学の産学共同プロジェクト「あいちサイエンスフェスティバル」に向けて実施されました。
 研究の成果は、坪木教授と佐原助教の講演というかたちで、10月6日(日)に生命の海科学館で、10月14日(月)にはジュンク堂書店ロフト名古屋店で実施されます。
 また、10月12日(日)第21回情報文化学全国大会(東京大学)におきましても、名古屋文理大学の学生による本研究の報告がある予定です。ご興味のある方は、ぜひご参加ください。

≪関連リンク≫
プレスリリース
あいちサイエンスフェスティバル

アプリ基本情報

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SpaceCam

配信元:OSAMU DESIGN

iOS価格:無料

※記事内の情報はすべてレビュー時(2013年09月27日)の情報です。

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