VocaLive_for_iPad

【DTMアプリ】カラオケにも最適なボーカルエフェクター『VocaLive for iPad』

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by [2013年8月28日]

 IK Multimediaからリリースされている『VocaLive』は、内蔵/外部マイクを使用して最大4系統、12種類のエフェクトをリアルタイムで加工できるボーカル専用アプリでレコーディング機能も搭載しています。エフェクトはプロ仕様といえる内容で、本格的なボーカル処理からハーモニー作成、ダフトパンクやPerfumeでお馴染みのフォルマント、オートチューンいった幅広い加工が行なえます。

様々なボーカル処理が可能なエフェクト

 VocaLiveで使用できるマイクは、iPad内蔵マイク、マイク付きイヤフォンのほか、IK Multimediaから発売されている専用マイク「iRig MIC」や専用オーディオインターフェースなどが利用できます。


 搭載エフェクトは全12種類があり、FX1~4に自由にアサインし、組み合わせて使用できます(直列仕様)。

ボーカル・エフェクト

  • Pitch Fix オンチを修正できるピッチ補正や、ダフトパンクでお馴染みのケロケロボイスに。
  • Choir ソロボーカルからハーモニーを作成できるハーモナイザーで3台分を搭載しています。タイプは、ユニゾン/2度~7度/オクターブがあり3台を組み合わせることでさまざまなバリエーションを作成できる。
  • Morph 声帯を変化させるフォルマントと音程を変更するピッチエフェクトでX/Yパッドを使用して設定する。
  • Double グループ/ロー/ユニゾン/ハイの4タイプでオクターブを重ねる。

スタジオ・エフェクト
 言葉のサシスセソのアタックノイズを調節できるディエッサーをはじめ、コンプやコーラス、フェーザー、リバーブ、ディレイ、パライコ(1バンド)、エンベロープ・フィルターといったボーカルに使用する一般的なエフェクトがあります。


 これらのエフェクトを使用した内蔵プリセットには、Lead/Harmony/Extreme/Morphing/FXの5カテゴリー、50種類が用意されていて、ここにユーザーカテゴリーとプリセットを保存できます。

 このほか、男女6タイプのプリセットボーカルフレーズを使ってエフェクト効果を視聴/作成できる機能があるので、大まかにエフェクトを組んでから個人のボーカルに切り替えて調節すると楽です。また“Vocal Trainer”では、ピアノフレーズを再生しながらキーやスケールの確認ができます。

レコーディング&ソング機能

 エフェクトで加工したボーカルは、レコーディング機能を使用して1トラック(ステレオ)のみ録音できます。録音時はミキサーでレベル確認が行なえ、トラックの空いている部分に次々と追加録音していけます。録音したテイクは、AudioCopyを使用して他のアプリに取り込むことも可能です。とりあえずフレーズを次々と録音していき、後から外部で編集といった使い方も考えられます。

 オプション機能で8トラック仕様にすれば、2系統のエフェクトセンド(リバープ/コーラス/ディレイ)と、3バンドパライコ、コンプのマスターFXが使用できるようになります。

 ちなみにAudioPaste機能もあるので、8トラックにした際は2MIXオケを取り込んで、ここでMIXすることも可能です。

 録音のコツとしては、ボーカルを歌いながら各エフェクトを調節して録音した場合、後からエフェクトの修正はできないので、一度リミッターとEQ程度で録音してから、レコーディングチャンネルの「FX」ボタンを押すと4基のFXが使用できるので、この手順でじっくり調節する方法がオススメです。

 ソング機能は、内蔵のオーディオプレイヤーに、Wi-Fi/iTunes/iPad Libraryから曲を取り込める機能で、ボーカルの練習に使用できます。取り込んだ曲に対して、ループ区間を指定したり、速度変更、ボーカルキャンセルすることができます。ちなみにプレイヤーでオケを再生しながらレコーディングすると、ボーカルのみを録音することが可能です。

AudioBusでDAWアプリに録音

 これまでDAWアプリでボーカルを録音する際は、専用エフェクト機能がないため、特にレベル調節で苦労したのですが、このアプリはAudioBusのINPUTとEFFECTSに対応しています。EFFECTSではINPUTソースのエフェクターとしても使用できます。この際はレコーディングチャンネルの「FX」ボタンをオンにします。先ほど紹介したようにDAWへの録音でも、後からエフェクト設定の変更ができません。そこで、DAWのオケを一度VocaLiveのトラックに移動し、オケを聴きながらボーカルを調節してAudioPasteでDAWに取り込む方法が良いでしょう。

カラオケの練習にも最適

 搭載されている各エフェクトはプロユースと同等で、機能、音の良さともにまったく問題の無いレベルです。またプレイヤー機能は、ボーカル練習(カラオケ)をするのにも最適です!

VocaLive for iPad

アプリ基本情報

VocaLive_for_iPad

VocaLive for iPad

配信元:IK Multimedia

iOS価格:1,700円

※記事内の情報はすべてレビュー時(2013年08月28日)の情報です。

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