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リアルタイム残響シミュレーター『hibiku』は瞳を閉じて使ってみよう

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by [2013年8月07日]

 電子音楽家のKatsuhiro Chiba氏が制作した『hibiku』は、端末の内蔵マイク&イヤフォンやマイク付きイヤフォンを利用して、まるで教会やコンサートホールにいるような疑似体験ができるユニークなアプリです。
 一言で表すならリアルタイム残響シミュレーターといった内容です。一見するとミュージックプレイヤーのようですがそういった機能は搭載していません。

リリース以来、有料ランキングを一気に駆け上り、2013年8月6日現在App Store有料アプリランキング1位での注目アプリです。

6つの空間プリセット、パラメータ設定も可能

 このアプリの基本となっているのが、内部処理32ビット浮動小数点演算※による高音質リバーブエフェクトで、マイクが拾った音をリアルタイムで加工し、イヤフォンで聴くことで色々な空間を疑似体験できる仕組みとなっています。このリバーブは、Chiba氏が開発した残響生成エンジン「chiverb」のモバイルエディションということで、質感/広がり/奥行きなどの細部まで表現できるサウンドが特徴となっています。※小数点を残した形で行なう演算で、整数だけの演算に比べて、高精度、高解像度のデータ処理が可能となる。

 リバーブ部は、6つの空間(左上からChurch/Air/Cave/Hall/Club/Echo)をシミュレートしたプリセットと、パラメータを設定して3つまで保存可能なユーザープリセットが利用できます。

 リバーブ・パラメータは、Pre Delay/Low Cut/High Cut/Room Size/Decay Time/High Damp/Mic Directの7種類があり、色々なタイプの空間を作ることが可能です。

 このほか、マイクで拾った音をグラフィックで確認できる機能(画面中央)や、システムスリープを無効にする機能などがあります。

室内、野外の色々な場所で使用してみる

 マイクはかなり細かい音まで拾います。騒音環境で使用すれば、その騒音を加工したものが耳に入ってきて危険な場合もあります。なるべく静かな場所で声を出したり歌ったりするようにしましょう。
 いろいろ試してみましたが、プリセット「Church」の奥行きと広がりのあるリバーブで歌ってみてください。最高に心地良いです。
 アプリの作者が実験的な電子音楽家※ということで、一番の目的は環境音を音楽的に聴くことだと思います。鳥の鳴き声や子供が外でワイワイと遊んでいる声、室内の生活音など自分なりに楽しんでみましょう。
※Chiba氏はiTunesでアルバムをリリースしています。本アプリの世界観にも通じる楽曲をぜひ試聴してみてください。

ぜひとも録音機能が欲しい

 以前に、ヘッドフォンのイヤー部分にマイクが付いている「ダミーヘッド」で同じことをした記憶がありますが、これは持ち運びできるのがいいですね。もっと音楽的に使いたいので、ぜひ録音機能を付けて欲しいですね。
 
Katsuhiro Chiba

アプリ基本情報

hibiku

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配信元:Katsuhiro Chiba

iOS価格:100円

  • バージョン iOS:1.0

  • 備考

    iPhone 3GS、iPhone 4、iPhone 4S、iPhone 5、iPod touch(第3世代)、iPod touch(第4世代)、iPod touch(第5世代)、およびiPadに対応。iOS 5.0以降が必要iPhone 5用に最適化済み

※記事内の情報はすべてレビュー時(2013年08月07日)の情報です。

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