eDrops

【DTMアプリ】トリップ感満載のパチンコ風無料シーケンサー『eDrops』

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by [2013年7月07日]

 eDropsは、球体を音源オブジェクトに反射させ、パズル感覚で音楽が作れるDTMアプリです。
 現在eDropsには、共通の機能を持ちつつ、ジャンルに特化したバージョンがいくつかリリースされており、無料版のアンビエント・テクノ、ダブステップ、ハウス、有料版の自然音、クラシックなどがあります。もしeDropsを気に入った場合は、各シリーズのサウンドを含めた210個の素材を音源オブジェクトとして使えるeDrops PROの購入も検討してみましょう。

eDrops Loading patterns from Noe on Vimeo.

落下する球体に様々な変化を与えよう

 アプリを起動すると、発音の元となるオブジェクトから、テンポに合わせて一定の周期で球体が落下してきます。その先に音源オブジェクトを配置し、球体を反射させると音が鳴る仕組みになっています。これらの動きをツールオブジェクトで変化させることで様々なパターンを組み立てることができます。
 画面一番下のツールボックスには、6種類の音源オブジェクトと4種類のツールオブジェクトがあります。

【音源オブジェクト】
 波形オブジェクトはシンセやSEなどのワンショット素材です。各シリーズによって内容が異なります。
 図形オブジェクトはドラムやパーカッション系ワンショット素材となっています。

【ツールオブジェクト】
DUPLICATOR:球体を複製する
MUTE OFF:ミュートされた球体の発音を戻す
MUTE ON:通過した球体の発音を止める(ミュート)
ALTERNATOR:通過した球体を1つおきに発音

【ループトラック】
 画面内の左右にある11個ずつのボタンは、ドラムやアルペジオ、バッド、SEなどのプリセットループ素材が再生できるトラック機能で、各トラック1つまで選択/再生ができます。各素材は、同期した素材とそうでない素材が混じっている他、テンポ変更には対応していません。各シリーズでは、ジャンルに合ったループ素材が用意されています。

楽曲を組み立ててみよう

5つの音色グリッド

 画面内の5つのグリッドは、各音源オブジェクトの音色が設定されていて、組み合わせて合計30音色が使用できます。1つのクリッド範囲内で1音色という仕組みで、同じオブジェクトを複数配置することも可能です。
 球体の動きと画面の関係は、球体の落下するスピードはテンポ、距離は拍と考え、各グリッド内の上下配置で細かいタイミングを決めます。全体のテンポ設定は画面の+/-ボタンで行なえます。
 制作時はこの仕組みを踏まえて、オブジェクトの配置やスペースを計算して組み立てる必要があります。

 例えば、4拍リズムの「ドン・チ・タン・チ」というドラムフレーズを作りたい場合は、一番上のクリッドに球体が出てくるオブジェクトを配置し、同じグリッド内にキックオブジェクト(ドン)を配置します。ここでは4拍打ちのキックで、テンポは球体オブジェクトとキックオブジェクトの距離で決めます。
 次にハイハットオブジェクト(チ)は、3段目グリッドに配置すると裏拍のリズムを刻むことができます。スネアオブジェクト(タン)は、4段目に配置するとタイミングがちょうど良いのですが、4拍打ちになってしまうので、ここでキックとハットオブジェクトの間に球体を複製する「DUPLICATOR」を配置し、その下に球体を1つおきに発音する「ALTERNATOR」を置いてリズムを変更させると、2拍/4拍のスネアのリズムを作ることができます。
 応用として、シンセオブジェクトを追加させる場合は、スネアから反射される球体を利用して3段目グリッドに配置させると、ハットと同じ裏拍リズムでフレーズを作ることができます。

 ループトラックにドラムループがある場合は、ドラムループに合わせてフレーズを構成できます。各シリーズによって音源オブジェクト&ループトラックの音色が異なります。

リアルタイムでトラックを作る

 リアルタイムで変化をつけていくには、各音源オブジェクト間に、ミュート系オブジェクトをフリック操作で出し入れしたり、球体を増やす「DUPLICATOR」、1つおきに発音する「ALTERNATOR」を使用してフレーズ変更させるなど色々な方法が考えられます。


 作成したデータは、プレイ中に10個までセーブできるのですが、ロード時にループトラックは途切れることが無いのでパターンシーケンサーのような使い方もできて便利です。

トリップ感満載のミニマル・トラック制作

 本格的なサウンドでトリップ感満載のミニマル・トラック制作が楽しめます。有料版『eDrops Pro(170円)』では5つの音源オブジェクト内の音色を自由に変更できる他、各グリッドが音階となっているので、より本格的なトラックメイクが可能です。この他、シーケンスの仕組みが違う『eSonar Pro』というアプリもリリースされており、機会があればレビューしてみたいですね。

eDrops

アプリ基本情報

eDrops

eDrops

配信元:NOE GUERRERO

iOS価格:無料

  • バージョン iOS:1.8.2

  • 備考

    条件:iPhone、iPod touchおよびiPad互換iOS 4.3以降が必要

※記事内の情報はすべてレビュー時(2013年07月07日)の情報です。

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