triqtraq

エレクトロ系トラックメイクに最適『triqtraq』

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

by [2013年6月09日]

 triqtraqは、ジャム・シーケンサーのネーミング通り、16ステップシーケンサー内のパターンや音色をリアルタイムで変化させながらトラックメイクするミュージックアプリです。
 前回のバージョンアップでAudiobus対応となり、さらに使えるアプリとなっています。

4トラック×32音色のサンプル音源

 triqtraqは、4トラック×16ステップシーケンサーの仕様で各トラック内にある8つのパッドにサンプル素材をアサインして使用します。

 サンプル素材は「Sample Manager」内の5つの音色カテゴリー「Drum/Perc/Bass/Keys/User」から追加できます。
 Drumはキック、スネア、ハットなどのワンショット素材が106種類、PercはFX&パーカッション素材が81種類、Bassは生ベース&シンセベース素材が87種類、Keysはベルやピアノ&ローズのコードショット、ストリングス、リードシンセが90種類という具合に、膨大なサンプル素材が用意されています。最後のUserはAudioPasteやiTunes経由でユーザー素材を登録して使用できます。
 音色の傾向としては、テックハウス~エレクトロという印象で、素材のセンスがとても良いです。

16ステップシーケンサー&オートメーション機能

 各トラックにある16ステップシーケンサーへの打ち込みは、リアルタイムとステップエディットの2種類の方法があります。リアルタイムでは録音モードで各パッドを押して記録させ、ステップエディットは「STEP EDIT」に入り、パッドと休符ボタンを押しながら入力したり、ステップ指定で入力できます。

 変わった機能として「LOOP RANGE」というステップ内のループ設定やスピード設定をして変拍子を作る機能があるのですが、4トラック別々に設定できるのでかなり凝ったポリリズムも作ることができます。

 この他、ステップシーケンサー内には、オートメーション用のグラフエディット機能があり、ステップ単位でピッチ/ボリューム/パン/ディケイや、エフェクトのフィルター、ディレイなどを設定することができます。
 オートメーションの記録方法は、各セクションにあるコントロール用スライダーを演奏中に動かして記録させる方法と、グラフを直接タップで指定して、スライダーで設定する2種類があります。

 ピッチ設定をする「PITCH」内の鍵盤表示は、CHORDとDIRECTボタンを押し、各鍵盤を押すとステップ内のフレーズがコードに合わせて変化するアルペジエーターのような機能となっています。

FILTERはX/Yパッド仕様で、カットオフとレゾナンスをリアルタイムでプレイ操作できます。

DELAYもタイムとフィードバックをX/Yパッドでコントロールして、DELAY SENDのスライダーを使って各ステップに記録する仕組みです。

ソング機能

 各トラックのステップシーケンサーは16パターンまで登録でき、作成したパターンはQUEUE内のパターンシーケンサーを使用してソング作成を行ないます。ここでは16パターンまでを横列に登録でき、各パターンは1~32小節までのループ指定が可能です。
 プレイモード「PLAY QUEUE」ではプレイ中にパターン登録や変更が行なえる他、パッドプレイやピッチやフィルター、ディレイなどのパラメータを変更させながらMIXやパフォーマンスプレイが行なえます。

エクスポート機能&Audiobus

 オーディオのエクスポートは、パターンとソング別にできる他、LIVEモードではプレイ操作を記録することが可能です。エクスポートした素材はサウンドクラウドやAudioCopy、E-mail、iTunesで使用できます。

 Audiobusはインプットのみの仕様で、MIDI機能が無いため、直接レコーディングすることになります。

総評

 プリセットサウンドがとても良いので雰囲気があるトラックを簡単に作ることができます。
 特殊ツールという感覚で実験的な音楽に使用するのもアリだと思います。今後はMIDIクロックだけでも対応して欲しいですね。 

triqtraq

アプリ基本情報

triqtraq

triqtraq - ジャム·シーケンサー

配信元:Zaplin Music

iOS価格:250円

  • バージョン iOS:1.2.0

  • 備考

    条件:iPhone 3GS、iPhone 4、iPhone 4S、iPhone 5、iPod touch(第3世代)、iPod touch(第4世代)、iPod touch(第5世代)、およびiPadに対応。iOS 5.1以降が必要

※記事内の情報はすべてレビュー時(2013年06月09日)の情報です。

コメントは受け付けていません。

PageTopへ