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来日記念特集 クラフトワークをアプリで楽しむ【実践編】

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by [2013年4月06日]

 クラフトワークの来日公演まで、いよいよ一ヶ月となりました!!

 今回は、前編で予習して頂いたクラフトワークの魅力的なサウンドを体感できるテクノポップなアプリ&ソフトをいくつかご紹介します。

 合言葉は「Music non stop, Technopop」!

前編はコチラ!
来日記念特集 クラフトワークをアプリで楽しむ【予習編】

Speak&Spell(スピーク&スペル)

 米国Texas Instruments社が、70年代後期に開発した音声合成技術を使用した教育玩具。アルファベットキーを押すとボイスが鳴る他、スペルを打ち込んで単語を学べるゲーム機能などが搭載されています。言語カートリッジの交換で英語/ドイツ語/フランス語/スペイン語に対応可能。
 クラフトワークがSpeak&Spellを使用した曲「Home computer」のSEは特に有名ですね。

■Speak and Spell(無料)
 英語版Speak and SpellをシミュレートしたAndroidアプリ。スペルゲームは「SPELL」ボタン押して、レベル「A~D」のいずれかを選択します。単語が再生されたらそのスペルを打ち込み「ENTER」を押すという内容です。単語を覚えるゲームは「SAYIT」ボタンを押し、レベル「A~D」を選択し、「GO」を押すと次々と単語をしゃべってくれます。実際に実機を使用したことがありますが、それと比べてもほぼ忠実に再現されています。無料なのでぜひ遊んでみてください!

Speak and Spell

■iSpeak and Spell HD(200円)


 Speak and Spellの基本機能に加えて、Text to Speech機能、単語&文章の登録機能、ボイス加工、26カ国語対応」というスペックが魅力。各国の方言までシミュレートしているのがスゴイ。
 ボイス加工機能で、抑揚やピッチなどをEDITすると、彼らのコンピュータボイスと同等のサウンドになり鳥肌ものです。iPhone版「iSpeak and Spell」もあります。
iSpeak and Spell HD

■Spell&Speak(200円)
 実機と同じ機能をシミュレートした英語版。スペイン語バージョンもあります。

Spell&Speak

■SpellNPad(無料)
 アルファベット発音機能のみ。無料。

SpellNPad

Vocoder(ボコーダー)

 クラフトワークと言えば、ボーカルをロボットサウンドに加工する“ボコーダー”という機械が有名ですね。現在のエレクトロやダンスミュージックに脈々と受け継がれているサウンドです。

■iVoxel(500円)

 クラフトワークが愛用するドイツのソフトメーカー「VirSyn」がリリースしたiOSボコーダーアプリ。従来のボコーダーのようにマイク(内蔵/外部)で歌いながら鍵盤で演奏するスタイルの他、言葉のプリセット音源を利用して演奏するスタイル、シーケンサー機能を使って各音階に言葉をアサインして歌わせる3タイプがあります。
 プリセットに無い言葉は、個人で録音して追加可能なほか、各鍵盤に言葉をアサインして演奏する機能もあります。
 シンセEDIT部分は音色やフォルマント調節、言葉のホールドなどが可能で、本格的な仕様になっています。エフェクト3種類、CoreAudio/MIDI、WISTに対応しているので外部音源としても十分使えます。

iVoxel

Stylophone(スタイロフォン)

 1970年代にイギリスで販売された子供向け電子オルガン玩具。クラフトワークの曲「電卓」や、デヴィッド・ボウイの曲「Space oddity」で使用されたことで有名です。

■Synthophone-the Stylophone clone(100円)

 通常のスタイロフォンにEDIT機能が追加されたクローンアプリ。音色波形3種類(Saw/Sqr/Tri)、トランスポーズ機能、LFO(Depth/Speed)、エンベロープ(Attack/Release)、2オクターブ鍵盤、ベンド機能と、まるでミニシンセのような構成ですが、クラフトワーク「電卓」と同じ音がします。
 ちなみにイギリスre:creation製の実機復刻版「スタイロフォン」は現在、国内でも購入可能です。
Synthophone-the Stylophone clone

カール・バルトス×赤松正行のシンプルなシーケンサー

■MINI-COMPOSER(無料)

 クラフトワークの旧メンバーであるカール・バルトスと、メディア作家の赤松正行が製作した無料のiOSミュージックアプリ。
 16ステップシーケンサー+1音源+1ドラムサウンドといったシンプルな仕様。リズム音色&リズムパターンとメロディ用サウンドは各4つのプリセットで固定されていますが、シーケンサーへの入力、ノートランダム機能、ドラムのオン/オフなどはユーザーが設定できます。
 各パターンのデザインがカール・バルトスお馴染みのアニメーションの他、初期クラフトワークを思わせるチープなサウンドでとても癒される内容です。

MINI-COMPOSER

ズバリ!クラフトワーク公式!!

■KRAFTWERK – KLING KLANG MACHINE – No1

 クラフトワークとSONY/ATV、Jesta Digitalが共同開発したミュージック制作アプリ。24のエリアに分けられた世界マップ内をタップすることでマトリックスシーケンサーにフレーズを自動生成するユニークな機能を搭載。ドラムパート作成、メンバーのワイヤーフレームCGど魅力満載。
 詳しくは本サイトのレビューをご覧ください。
クラフトワークの世界観たっぷりの音楽制作アプリ『KRAFTWERK – KLING KLANG MACHINE – No1』

番外編~クラフトワークなVST音源

■SYNTH-WERK

 BEST SERVICEがリリースしているクラフトワークをリスペクトして作られた、VSTプラグイン形式のPC用ソフト音源。
 以前、動画サイトでこの音源を使ったクラフトワーク新作!という偽者デモに多くの人がダマされたほど、精巧に作られたライブラリが魅力です。
 内蔵プリセットには、ボコーダー/クワイヤ/リード/ベースなど旧作~新作アルバムのサウンドを思わせる1,300以上(約7.6GB)の音色を搭載。EDIT機能も豊富です。

 彼らが使用してきた“伝説の楽器”のサウンドも、この音源の魅力の1つです。

  • Orchestron
     1970年代に発明された光ディスクを音源とした楽器。音が書き込んであるフィルムディスクを光で感知して発音する音源でメロトロンの進化版。主な使用曲「Trans Europa Express」ストリングス、「Radioactivity」コーラスなどが有名。
  • Stylophone
     イギリス製子供向け電子オルガン玩具。主な使用曲「電卓」。
  • Bee Gees Rhythm Machine
     何故かビージーズの名前の入ったイギリス製子供向けピアノ玩具。主な使用曲「電卓」。
  • Speak&Spell
     米国Texas Instruments社が開発した教育向け子供用玩具。ドイツ語/英語/フランス語/スペイン語の言語カートリッジを交換することができる。主な使用曲「Home computer」。
  • Language Translator
     米国Texas Instruments社が開発したドイツ語/英語/フランス語/スペイン語に対応した翻訳マシン。Speak & Spellと同様に言語カートリッジを交換して使用する。主な使用曲「電卓」「computer world」。

関連サイト:
SYNTH-WERK(クリプトン・フューチャー・メディア)

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