実録!スマホマネタイズ 1年半に及ぶ試行錯誤【第6回】複数アプリケーション比較チャート編

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by [2012年8月31日]


スマートフォンアプリのマネタイズについて、現場の生の声をお届けする連載記事「実録!スマホマネタイズ」。
6回目となる今回は複数アプリケーション比較チャートについて説明していきます。

アプリ同士の比較

アプリごとに、インプレッションや収益がレポート機能のチャートや表で確認できることは、以前の記事で紹介しました。

ただし、管理しているアプリが1つや2つではなく、20や30、もしかしたら100を超えるアプリをリリースしていると、1つ1つアプリの収益を確認するにも、ページを行ったり来たりしなければいけなくなり、それだけで結構な時間がかかってしまいます。

アプリの収益を確認するフローは通常であれば、以下となります。
1.アプリ名一覧が並んでいるページにアクセスして、該当アプリ名をクリック

2.左サイドバーのメニューより、レポート(アドフリくん)もしくはレポート(アドネットワーク)をクリック

3.レポートを表示して数値を確認

アプリとアプリを比較するには、
複数のブラウザを立ちあげて比較すればできないこともないですが、とても辛いですね。。

なので、複数のアプリを一つのチャートで比較できるようにしました。

例えば、弊社ではシリーズ物(モテ子androidiPhone)のアプリをリリースしています。

アンドロイドとiPhoneではどれだけ差があるのかなど、お互いのアプリの収益を比較したい場合に、複数アプリ比較チャートがとても役に立っています。

アドフリくん独自集計インプ・クリック

アドフリくんのサーバにて、インプレッション・クリック数を計測している件は、以前の記事で紹介しました。

過去の記事を読み直すのが面倒な人のために、あらためて経緯を振り返ると、
adwhirlをカスタマイズして各アドネットワークSDKを導入していた時に、広告配信比率を全て同率にしてみました。

A社20% B社20% C社20% D社20% E社20%

何故そんなことをしたのかというと、アドネットワーク毎にインプレッションの数値が違い過ぎて困るといった話をイベントやアプリ開発者から噂として聞いていたからです。

早速、5社ほど試してみたのですが、なんとインプレッションが10倍も違っているアドネットワークがあるではないですか!?

SDKの実装が間違った?それともバグ?

「アドネットワーク様ごめんなさい。無駄な広告リクエストを送ってしまっているかもしれないので、調査お願いします。」ということで、他社より10倍突出してインプレッションがでているアドネットワークさんに問い合わせをしてみましたが、満足できる回答をいただけませんでした。。

自社で一から開発する覚悟を決めたアドフリくんSSPは、インプレッションとクリックを独自に集計することを固く心に誓います。

以上の経緯から、アドフリくんでは独自に集計したインプレッションとクリックを「レポート(アドフリくん)」ページにて、確認することができます。

アドフリくんeCPM

アドネットワークでインプレッション(広告表示回数)がバラバラで信頼できない値である限り、eCPMベースでアドネットワークを比較することは困難です。

そこで、アドフリくんではインプレッション・クリックを独自計測していることから、eCPM(収益÷広告表示回数×1,000)を算出して、複数のアドネットワークを平等に評価することができます。

まずは、収益(クリック×単価)を計算する必要があります。
単価はアドネットワークから取得した収益データをクリック数で割ることで算出します。
↓単価(unit price)

この値を元に、アドフリくんで計測したクリック数に掛ければ、収益がでます。

収益がでれば、アドフリくんで計測したインプレッションの数字を使い、eCPMを計算します。

ということで、アドフリくんで計測したインプレッションとクリックを元にしたeCPMが取得できるので、アドネットワークごとの収益率を比較することができます。

次回は、ユーザアカウント管理に関するレポートです。

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