実録!スマホマネタイズ 1年半に及ぶ試行錯誤【第3回】

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by [2012年8月03日]

スマートフォンアプリのマネタイズについて、現場の生の声をお届けする連載記事「実録!スマホマネタイズ」。
第3回の今回からは、当社が開発した広告メディエーションツール「アドフリくん」の紹介を行なっていきます。

「アドフリくん」とは?

既存の広告切り替えツールにおける問題点(主に膨大な管理工数)を緩和するために当社が開発したツールです。
アドネットワークが提供するSDKの代わりに、JavaScriptタグによる広告表示&切替えができることが最大の特徴です。

※2013年2月に正式版をリリースし、限定企業のみ公開しています。

▼通常の広告切替えツール導入例

通常の広告切替えツールの場合、複数のアドネットワークSDKを導入しなければならない。その際の作業負荷とリスクについては前回記事を参照。

▼アドフリくん導入例

アドフリくんは一つのSDKを導入するだけでOKです。

アプリ登録

アドフリくんの管理画面にログインして、アプリを新規登録します。

必要事項を入力して登録が完了したら、アドネットワーク設定画面にて
使用するアドネットワークを申請します。

アドフリくん運用チームが申請依頼を受け取った後、
スタッフがアドネットワークに対してアプリの申請を代行して行います。
※通常、審査には数時間かかります。

審査がOKであれば、広告タグが発行されるので運用スタッフがアドフリくんに登録します。
登録が完了すると、ON/OFFボタンが押せるようになるので、ONに設定すると広告が表示されるようになります。

配信比率設定

配信比率は、合計がぴったり100%になる必要はありません。
配信割合として計算してアドネットワークを切り替えるので、トータルの数値が幾つになろうと関係ありません。
例)A社80、B社60、C社に10、D社に10 = 120%や、A社2,B社6,C社1,D社3=12でもOK

※adwhirl、admobメディエーション機能では、ぴったり100%に設定する必要があり、何度も警告が出て入力チェックで弾かれ、イラッとした経験から、トータル100%以外でも設定できるようにしました。

↓アドネットワークを複数設定すればするほど、合計値をぴったり100に合わせるのが面倒になります。設定したつもりでも、エラーで設定完了していなかったということも起こりえます。

言語別 広告設定

例えば、英語圏の人に対して日本語の広告を表示しても意味がありません。
逆に日本語圏の人に、英語の広告を表示しても理解はできるかもしれませんが、ほとんどクリックされないでしょう。
そこで、スマートフォン端末の言語設定を取得して、日本語の場合は日本語広告を表示、日本語以外で設定されている場合は英語広告が表示できるように設計されています。

アプリをグローバルに展開していて、広告収益の最大化を行うには、英語圏のみですが対応ができています。

設定した配信比率は、Google Chart Toolsを利用して円グラフで表示されます。
複数のアドネットワークを設定すると、ページがなが~くなり、下の方までスクロールしないと配信比率が確認できない状態で、たくさん項目を設定していると訳がわからなくなります。
ページ最上部にパイチャートを表示することで、スクロールせずにひと目で配信比率が確認できるようにしました。

設定変更ログ

複数人で広告の管理をしていると、誰がいつ変更したのかわからなくなることがあります。
例えば、あるアドネットワークの単価が突然落ちたので、アプリ管理のAさんが配信比率を下げたとします。
しかし、営業担当のBさんは、個別にアドネットワークと交渉して単価をアップしてもらっていた。
管理画面上では、単価が安く見えたのですが、月末に改めて高単価で計算し直すからというやりとりがあったのに、配信比率を落とされてしまったらせっかく営業で単価交渉したのに配信比率の数字が下げられてしまっては営業の努力が水の泡です。

アプリが増えて、広告を管理をする人が増えるほど、全ての広告状況を把握することは困難なので、誰がいつ、どんな理由で設定変更したのかを記録できるようにしています。

↓配信比率を変更するときに、その理由をメッセージとして登録できる。

↓配信比率が変更される度に、ログとして記録され、誰がいつ、どの項目を設定変更したのかが明確になります。

次回は、レポート機能について説明します。

アドフリくん
https://adfurikun.jp

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