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エニグマは謎だ!暗号作成&解読アプリ「Enigma Simulator」

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by [2012年7月13日]

 エニグマは、暗号の定番である換字を基本としながらも、解読不可能と言われるほど複雑な仕組みを実現した電気式暗号システムです。第二次世界大戦においてドイツ軍が使用し、初期に多大な戦果をあげます。のちに解読されることになるのですが、これは敵国のスパイ活動が足がかりになったと言われています。
 そんなエニグマを再現した暗号シミュレーター「Enigma Simulator」をご紹介します。

暗号化の仕組み

enigma

 キーボードを打つと、電気信号がローターとリフレクターを通り、換字結果がランプボードに点灯します。同時に上部のローターが回転し、キーボードとランプボードの間の配線が変わります。このためエニグマでは、同じ文字を連打しても出力される文字は同じになるとは限りません。
 また、ローターは差し替えが可能で、このことが暗号をさらに解読されにくいものにしています。このモデル(M3 1939)では8つのローターから3つを選んでセットします。

1942_11942_2

 ちなみにエニグマの「M4 1942」「K Railway」というモデルでは、セットできるローターが4つになり、暗号をさらに複雑なものにすることができます。

暗号を作ってみる

tjk

 例えばローターが“TJK”の状態で、“SMART”とタイプしてみます。

smart

 タイプを終えると、暗号“ECYSA”が出力され、ローターの回転は“TJP”の状態で止まります。

復号化のキー

 復号化のキーは下記のとおりです。これはエニグマの暗号がどれだけ複雑かを物語るものでもあります。

・Reflector:使用するリフレクター。
・Wheel Number:複数あるローターからどの3枚を使うか(モデルによっては4枚)と、その順序。
・Ring setting:ローターの目盛りの初期位置。
・Plug board pairs:上記設定以外に、任意の二文字ずつを入れ替えることが可能。“AB CD”と入力すれば、AとBの入れ替え、CとDの入れ替えが行なわれる。

decode1decode2

 前述の暗号を復号するには、設定はいじらずに、ローターを“TJK”に戻します。暗号“ECYSA”を打ち込むと・・・“SMART”の文字が! 無事に復号できました。

実用性もアリか?

 いつの時代もヒミツのやり取りは存在するものです。
 お互いにEnigma Simulatorの設定を合わせておけば、こんなやり取りもメールやメッセンジャーなどでできてしまうのです!

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 設定はデフォルト、ローターは“AAA”で復号できます。おヒマな方は操作の練習にどうぞ!

アプリ基本情報

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Enigma Simulator

配信元:Franklin Heath Ltd

  • バージョン Android:1.12

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※記事内の情報はすべてレビュー時(2012年07月13日)の情報です。

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