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Fate/Grand Orderを遊ぶ~第3回:カードバトル形式のプレイスタイル

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by [2015年11月09日]

第2回では、このシリーズ全体で重要な、サーヴァントのクラス分けについて考えてみました、今回はプレイスタイルについて考えてみたいと思います。

▼「Fate/Grand Orderを遊ぶ」記事一覧
第1回 Fateの世界を俯瞰してみる
第2回 サーヴァントのクラス分けについて
第3回 カードバトル形式のプレイスタイル
第4回 …これ一体誰? サーヴァントを考える
第5回 サーヴァント育成と聖霊石

典型的なカードバトルの形態をとるプレイスタイル

今回の「Fate/Grand Order」では、バトルで敵を倒し目的を達成するための条件として、各バトルごとに通常は最大3回(※注1)の戦闘での勝利が求められています。

 ※注1:イベントクエストでは最大5回構成のものもありました。

このバトルは大きく分けてタクティカルフェイズとコマンドフェイズの2つに分かれています。

タクティカルフェイズでは、各サーヴァントごとに備わったサーヴァントスキルと呼ばれる特別なスキルの使用や、プレイヤーキャラクター(マスター)に固有のマスタースキルと呼ばれる攻撃・防御・回復にかかわるスキルの使用、それに後述する令呪の使用を行えます。

なお、コマンドフェイズへ移行後、このタクティカルフェイズへ戻ることはできません。このため、サーヴァントスキルとマスタースキルの使用についてきちんと確認してから移行しないと、後で泣きを見ることになります。

続くコマンドフェイズでは、場に出ている各サーヴァントそれぞれについて個別に定められたコマンドカード出現確率に従って出現した5枚のコマンドカードの中から任意の3枚を選んで(タップして)使用することで、敵を攻撃する仕組みになっています。

このコマンドカードは各サーヴァントごとに攻撃時にNPを上昇させる「Arts」(青)、攻撃力を上昇させる「Buster」(赤)、そしてクリティカルスターが得られる「Quick」(緑)の3種類よりなります。

これらのカードはタップした順番に後ろのカードほど攻撃の効果が大きくなるようになっていて、しかも最初の1枚の属性が後の2枚にも適用されるというルールがあります。このため、例えば「Buster」カードの出現率の高いバーサーカーでNPゲージを少しでも伸ばそうと思えば、最初の攻撃で極力「Arts」カードを用いるようにすることになります。

また、これらのカードで隣り合う2枚が同じサーヴァントのものだった場合、先に攻撃に用いた時の攻撃相手に対して(その相手のHPが0であっても)続けて攻撃を行うようになっており、こうした連続攻撃を止めるには、同じサーヴァントのコマンドカードを連続して並べない、という対策が必要になります。

具体的に言うと、例えば自陣にA・B・Cの3サーヴァントがいて、相手側に前からX・Y・Zの3騎がいて、さらにその内のXに攻撃を行う設定であったとすると、A・A・AとAのサーヴァントのコマンドカードを3枚続けて出した場合、その攻撃内容やHP残量に関わりなくXに対して後で触れるチェイン攻撃が行われて他のYとZには攻撃が行われない訳ですが、ここで同じ攻撃内容でもA・B・A、あるいはA・B・Cといった風に異なるサーヴァントによる攻撃を連ねた場合、それぞれの攻撃で敵のHPを全て削り切れるのであれば、X・Y・Zと敵の3騎を順番に倒してしまうことも不可能ではなくなります。

オーバーキルを行う特別な理由がない場合には、特に味方サーヴァントに負担をかけないように先を急ぐ場合には、こうして自分のサーヴァントの攻撃力と敵のHP残量を十分勘案した上で別サーヴァントのカードを混ぜて並べるようにした方が、手っ取り早くクリアできるでしょう。

そして、この種のカードゲームではよくあるパターンですが、3枚の種類を揃える、サーヴァントを揃える、あるいはその両方を揃えることで、以下のようにチェイン攻撃と呼ばれる特別な攻撃ができるようになります。

 ○「Arts」で揃える
 「Arts Chain」発動。この時選択した「Arts」カードに該当するサーバント全てについて、NPゲージが+20されます。手早くNPゲージを100パーセントにしたい場合に効果的です。

 ○「Buster」で揃える
 「Buster Chain」発動。攻撃力が増大する。HP値の大きな敵を確実に倒したいときなどに効果が大きい。

 ○「Quick」で揃える
 「Quick Chain」発動。クリティカルスターを10個取得(※注2)。

 ※注2:取得したクリティカルスターは次のターンで使用可能となります。このため、取得したターンでは直接使用できません。

自分とフレンドで同じサーヴァントがバトルに参加した状態コマンドフェイズで表示されるコマンドカードでは、フレンドのキャラクターの頭部に「Support」の文字が表示され、同じサーヴァントであっても識別できるようになっている。ただし、ご覧の通り小さな表示であるため、ディスプレイの小さな端末でプレイする場合には選択前に十分注意が必要である

自分とフレンドで同じサーヴァントがバトルに参加した状態
コマンドフェイズで表示されるコマンドカードでは、フレンドのキャラクターの頭部に「Support」の文字が表示され、同じサーヴァントであっても識別できるようになっている。ただし、ご覧の通り小さな表示であるため、ディスプレイの小さな端末でプレイする場合には選択前に十分注意が必要である

 ○サーヴァントを揃える
 「Brave Chain」発動。並べた3枚のコマンドカードに加え、3種のコマンドカード全ての機能を兼ね備えた特別な追加コマンドカードが最後に付け加えられ、1ターンで合計4回の攻撃(Extra Attack)となります。なお、フレンドのサーヴァントと同じキャラクターが自分のサーヴァントにいる場合、この「Brave Chain」発動時にはそれぞれ別のキャラクターとして扱われます。つまり、自分のAというキャラクターと、フレンドのAというキャラクターのコマンドカードを混ぜて並べても、「Brave Chain」は発動しません。画面が小さいと間違えてしまいやすいので、特に注意してください。

Buster Chain+Brave Chain発動直前この状態で上の3枚を選ぶと、サーヴァント3騎で同一タイプ(Buster)の、それも宝具攻撃のカードを選択したことになるため、絶大な威力を発揮する。

Buster Chain+Brave Chain発動直前
この状態で上の3枚を選ぶと、サーヴァント3騎で同一タイプ(Buster)の、それも宝具攻撃のカードを選択したことになるため、絶大な威力を発揮する

 ○3枚の種類(3種類のいずれか)とサーヴァントを揃える
 揃えたコマンドカードの種類に応じて「Arts Chain」「Buster Chain」「Quick Chain」のいずれかと「Brave Chain」の2つが同時発動する。

以上の7パターンがあります。

なお、この内コマンドカードの種類については、色さえ揃っていれば通常の3種の他に、各サーヴァントに用意された宝具攻撃(後述)用コマンドカードを混在させても大丈夫です。

これにより、3人のサーヴァント全てについて同じ種類のカードを揃えることで、1ターンで宝具攻撃3回、しかも各種類ごとのチェイン攻撃効果が付与され、非常に大きな攻撃力が得られるようになります。

ただし、サーヴァントそれぞれの持つ宝具は、大きく分けていわゆる面制圧タイプの攻撃を行い全ての敵に攻撃を行うものと、ターゲット指定された特定の敵に対して集中攻撃を行うものの2種に分かれており、チェイン攻撃を行うときはその攻撃順序をよく考えて行う必要があります。

また、これとは反対に、敵からの攻撃で行動不能となったサーヴァントがいた場合、そのサーヴァントのコマンドカードは「行動不能」となり、「行動不能」表示のあるキャラクター込みでチェイン攻撃を行っても「Chain Error」となってエラー表示され、攻撃は不発に終わります。

なお、ここまで言及してきませんでしたが、攻撃時に回収され、次の攻撃で各コマンドカードに分配される「クリティカルスター」は各攻撃コマンドでのクリティカル攻撃の発生確率を操作するもので、これのカウント数を大きくすると、それに応じてクリティカル攻撃発生確率も高くなる(※最大100パーセント)ので、それだけでもかなりの効果が期待できます。

戦局をひっくり返す最終兵器

宝具発動シーン発動シーンの描写は概ね原典になった作品に依拠している。

宝具発動シーン
発動シーンの描写は概ね原典になった作品に依拠している。

ここまででも何度か触れてきましたが、聖杯によって召還されサーヴァントとして受肉し現界した英霊には、その英霊が生前になした偉業の逸話に応じた形で、「宝具」と呼ばれる奇跡を具現化した武具や秘術が使用可能です。

これは対人の一対一での戦闘を有利にするレベルの小規模なものから、対軍戦闘で戦況を完全にひっくり返してしまう、あるいは勝敗をその場で決してしまうような文字通り天変地異を引き起こせるクラスの奇跡そのものまで、多種多様な武具あるいは秘術などの形をとって存在しています。

宝具の攻撃を喰らった敵サーヴァントこんな風にして敵のHPをゴリゴリ削ってくれる。

宝具の攻撃を喰らった敵サーヴァント
こんな風にして敵のHPをゴリゴリ削ってくれる。

もっとも、この宝具は強力である反面、各作品の作中でさえ使用にさまざまな制限があって、例えば莫大な魔力を消費するため一定期間内の使用回数に限りがある、あるいはその使用後に一定期間戦闘不能になる、といった形で制約が課せられています。

そのため、今回の「Fate/Grand Order」においても、ある意味戦局をちゃぶ台返ししてしまいゲームバランスを滅茶苦茶にしてしまう、これらの強力きわまる宝具の行使については当然のこととしてそれなりに厳しい制限が設けられています。

具体的には、「NP(Noble Phantasm:ノーブル・ファンタズム)」ゲージと呼ばれるゲージがバトルに参加する各サーヴァントごとに表示され、一般攻撃の度、その攻撃の種類に応じてこのゲージに蓄積されるNPのパーセンテージが増大し、それが100パーセントに達したところ(※注1)で各サーバント単位で宝具による攻撃が行える仕組みとなっています。

 ※注1:宝具レベルなどの状況によっては100パーセントを超えてチャージすることで威力をさらに増大可能な場合があります。

これは要するに1990年代以来の対戦格闘ゲームで流行った、いわゆる「超必殺技ゲージ」の概念をそのまま持ち込んだものと考えればわかりやすいでしょう。

Arts ChainArtsカードをサーヴァントが誰かに関わりなく3枚並べて攻撃するとこのように発動する。攻撃の総量は小さいが、NPゲージが急速に伸びる

Arts Chain
Artsカードをサーヴァントが誰かに関わりなく3枚並べて攻撃するとこのように発動する。攻撃の総量は小さいが、NPゲージが急速に伸びる

NPは「概念礼装」と呼ばれる各サーヴァントの付加装備によっては、バトル開始時のパーセンテージを引き上げられたりもするのですが、一般的にはバトル中の攻撃コマンドで主に「Arts」コマンドに属する青いコマンドカードを使用して貯めること(※注2)で宝具使用が可能となります。

 ※注2:一応「Quick」コマンドカードを使用しても増大しますが、その率はごくわずかです。

バーサーカー「清姫」のコマンドカード出現パターン(右下)ご覧の通り「Baster」カードの含有率が高く、「Arts」カードを狙ってNPを増やし宝具攻撃を行うのは(状況にもよるが)あまり得策ではない

バーサーカー「清姫」のコマンドカード出現パターン(右下)
ご覧の通り「Baster」カードの含有率が高く、「Arts」カードを狙ってNPを増やし宝具攻撃を行うのは(状況にもよるが)あまり得策ではない

しかも、この「Arts」コマンドカードをはじめとする各コマンドカードの出現頻度は各サーヴァントごとに定まっているため、例えば防御がノーガード戦法一本槍のバーサーカーの場合、全般にコマンドカードも「Baster」カードの含有率が高めであるため、低威力だけどNPのたまりやすい「Arts」コマンドを使用し続けて高威力の宝具で一発逆転を狙っていると、いつまでもお目当てのサーヴァントの「Arts」コマンドカードが出てこず、敵にじりじりとHP(ヒットポイント)を削られてしまいがち(※注3)です。

 ※注3:なお、NPは敵の攻撃を受けても増えます。

そうしてNPがようやく100パーセントに達したと思った途端に、こちらと同様に「チャージ」と呼ばれるNP相当のゲージを貯めていた敵からチャージによる大威力の攻撃を喰らって一発退場ということになりやすく、実はバーサーカーの場合、宝具攻撃狙いを止めて他の攻撃を用いた方がずっと楽に勝利を収められた、なんてことも珍しくありません。

重要な局面で意味を持つ令呪

マスタープロフィールに表示された令呪キャラクターの右手の甲にあらわれている三画の赤い紋様が令呪である。

マスタープロフィールに表示された令呪
キャラクターの右手の甲にあらわれている三画の赤い紋様が令呪である。

「Fate」シリーズ全体を通じ、召喚者であるマスターと被召喚者であるサーヴァントの関係を定めるものとして、「令呪」と呼ばれる呪紋があります。

これは三画の紋様よりなり、マスターが強い意志でサーヴァントに命令することで1回につき一画分の紋様が消費されて消え、その代償としてサーヴァントはマスターのその命令に強制的に従わされるというものです。

この令呪、基本的には使い切りというか使い捨てで、使った分だけ減る性質のものなのですが、未使用のまま保管されていた令呪を他のマスターに移植して補充する、という使い方も可能であることが「Fate/zero」で語られており、三画1回こっきりで後が無いような説明をしていた「Fate/Stay night」に比べて、以外と柔軟な運用が行われていたことが示されています。

ちなみに、この令呪は極端な使い方ではマスターが用済みとなったサーヴァントに自決を命じることも可能で、「Fate」シリーズの中でもサーヴァントの登場する各作品では様々な工夫を凝らした利用法が示されています。

なお、マスターとサーバントの人間関係が悪い場合、必要に迫られて令呪を三画とも使い切ってしまった場合、マスターの扱いに不満や怒りを抱いていたサーヴァントがマスターを殺すケースもあるとされ、この令呪の使用はマスターにとって諸刃の剣となっています。

もっとも、「Fate/Grand Order」ではさすがに三画1回こっきりというのはあまりに使いづらいと判断されたのか、令呪が三画で構成されていることには他と変わりは無いものの、三画とも消費してしまった場合、1日に一画ずつ3日かけて三画が再生するようになっており、また令呪そのものの役割も、バトルで自分のサーバントが全滅してしまった場合に、令呪三画を画面上でタップし消費することで一度退場したサーヴァントが、それもNPがフルチャージの状態で復活するという復活アイテムあるいは初心者ユーザー救済アイテムと化しています。

バトル中に全滅後、令呪を使ってサーヴァント達を復活させ、この状態では各サーヴァントのNPが100パーセントなのを利用して宝具3連撃を行った状況非常に強力だが、敵が単騎の時に範囲攻撃系の宝具を持つサーヴァントが宝具3連撃すると相手を倒しきれないことがある

バトル中に全滅後、令呪を使ってサーヴァント達を復活させ、この状態では各サーヴァントのNPが100パーセントなのを利用して宝具3連撃を行った状況非常に強力だが、敵が単騎の時に範囲攻撃系の宝具を持つサーヴァントが宝具3連撃すると相手を倒しきれないことがある

つまり、強大な敵を攻撃し追い込んで、後一歩というところで敵の返り討ちを喰らって全滅させられたような場合に、6騎のサーヴァント全員をいつでも宝具を使用できる状態で再度召喚できるということです。

これならば、それまでに痛めつけてボロボロになった敵を宝具の三連撃で叩きのめすなど、結構えげつない上に容赦もない攻撃が可能(※注3)です。

 ※注3:そこまでして宝具三連撃を行っても、肝心の宝具そのもののレベルが低く微妙に攻撃力が低い場合などに、敵のHPを削り尽くして倒すことができないケースが結構あります。

ちなみに、この「攻撃途中で敵に全滅させられた味方サーヴァントのNPフルチャージでの復活」については、聖霊石と呼ばれるアイテムを1個消費すれば令呪三画消費時と同じことが可能です。しかし、この聖霊石は単なるパーティ全回復アイテムとしてだけでは無く、ショップでのアイテム購入やいわゆるガチャなどでも通過代わりに使用されるため、聖霊石を回復手段として利用するのは極力避けた方が賢明でしょう。

第4回へ続きます。

▼参考リンク
スマホでフェイト!|Fate/Grand Order 公式サイト

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配信元:Aniplex Inc.

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※記事内の情報はすべてレビュー時(2015年11月09日)の情報です。

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