rd4

EDMに最適!シンセも搭載した303/808クローンアプリ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

by [2013年7月03日]


 『RD4』は、バーチャルアナログ・シンセ/ベースマシン/ドラムマシン音源を搭載したグルーブボックス・アプリです。
 前バージョン※からの改良点として、バーチャルアナログ・シンセの追加、3つの音源を最大4パートまで自由にアサインできる機能、シンセ専用ピアノロール・エディタ、パターンの増加、ソングモードなど、かなりの機能アップで幅広いジャンルでのトラックメイクが可能となっています。※RD3:199円で引き続き販売中。RD4は500円。

本格シンセも追加された音源

【バーチャルアナログ・シンセ】
 RD4で新しく搭載されたバーチャルアナログ・シンセは、モノフォニック仕様で本格的なパラメータを搭載しています。
 各セクションの機能を見てみますと、Oscは3オシレーター仕様で、各オシレーターには6種類の波形とピッチ/チューニング、ボリューム、オシレーターのオン/オフなどを個別に設定できます。Minimoogを意識した木枠デザインのUI&3オシレーター仕様で本格的なサウンドが楽しめます。せっかくの3オシレーターなのでノイズ波形は搭載して欲しかったです。
 Filterのフィルター部は、カットオフ/レゾナンス/エンベロープ・モジュレーションがあり、フィルター用エンベロープはアタック/ディケイ/サスティーンの仕様となっています。
 Pitchは主にコントローラ機能で、ピッチベンド(中央)、グライド(左ノブ)やモジュレーション・ホイール(右ノブ)などがあります。
 Envは、一般的なアタック/ディケイ/サスティーン/リリース仕様で、ベロシティ用ノブも用意されています。

 アナログシンセ専用のピアノロールエディタは、16分グリッド内をタップでノート入力(16分/32分変更可)やサイズ変更でフレーズを作成します。基本的にパターンシーケンサーなので1小節のフレーズのみを作成する仕様となっています。レコーディングモードでは鍵盤演奏して書き込むことができます。操作性は、ピアノロール部でオクターブ変更、ノートサイズ変更やデリート時には専用画面が出てとても使いやすいです。

【ベースマシン】
 ベースマシンはTB-303系音源で、オシレーター波形は本家より2つ多い4波形、他のパラメータは本家と同じ仕様となっています。
 打ち込み方法は、16ステップシーケンサーを使用して、各ステップにキーボードからのノート入力やアクセント&グライドを入力していきます。ノート音域は本家と同じ3オクターブとなっています。
 この他、各FXへのアサインボタンがあります。
 サウンドは、フィルター、グライド音など303をとても良くシミュレートしてあり、出音もなかなか太くて良い感じです。打ち込みは本家とは違いますがこちらの方が使いやすいでしょう。

【ドラムマシン】
 ドラムマシンは、8パートPCM音源&16ステップシーケンサー仕様で、打ち込みは各パートボタンを指定して各ステップにノートオン/オフ、アクセントを入力していくスタイルです。ミキサー機能はボリューム「Punch」やミュート設定、各FX指定などがあり、プリセット音色は「808/909/606/CR-78/Linn/KR55/RX11/RZ1/DMX/DPM48」といった10種類のビンテージ系アナログ&PCMドラムキットが付属しています(無料のデモ版は808のみ)。

シーケンサー~パターン&ソングモード

 各音源に共通のパターン機能は、8パターン×2バンク(A/B)の計16パターンが利用でき、各パターンを連結してパターンサイズを指定できる10種類のチェーンモード機能(1~8小節、2種類のランダム機能)が搭載されています。パターン作成は各音源内部のパターンメニューから選択して作成できます。
 シーケンサー部は各音源のパターンとリンクした管理機能で、ここからパターンを指定したり、チェーン設定を変更することも可能です。
 ソングモードは「SongMode」ボタンを押すことで、最大99小節までのソング作成が可能となります。
 ソング作成は「Position」で小節を指定したら、各音源のパターンを指定して構成を作っていきます。一番上のレコーディング機能は、端末マイクを使用したオーディオ録音が可能となっています(有料版のみ)。

ミキサー&FX

 前作『RD3』の音源構成は、2基のベースマシンとドラムマシンが固定されていましたが、RD4では3つの音源を最大4パートまで自由にアサインして使えるようになりました。音源のアサインはミキサー画面内で行ないます。

 各音源に使用できるFXは4基あり、ミキサーメニューや各音源内部で使用したいFXを選択できます(複数選択は不可)。FXメニューでは5つのエフェクトがあり各FXのアサインやルーティング、内部パラメータをコントロール可能なX/Yパットが装備されています。

Androidでは数少ない良質DTMアプリ

 今回のバージョンで、制作できるジャンルの幅が広がり、ますます使えるアプリになった感じです。デュアルコア/1.2kHz端末で検証しましたが、鍵盤レスポンス&全体の動作も全く問題ありません。
 要望としては、各音源に再生ボタンは付けて欲しいところです。
 ちなみに機能制限付きの無料デモ版「RD4 -Groovebox Demo」も用意されています。

アプリ基本情報

rd4

RD4 - Groovebox

配信元:mikrosonic

Android価格:500円 / iOS価格:700円

  • バージョン Android:2.0.1 / iOS:2.0.0

Androidアプリのアクセス内容

ストレージ
USB ストレージのコンテンツの変更または削除

※記事内の情報はすべてレビュー時(2013年07月03日)の情報です。

コメントは受け付けていません。

PageTopへ